◆パ・リーグ 楽天0―4オリックス(4日・楽天生命パーク)
楽天が今季初の完封負けを喫し、連勝は2でストップした。
初回は1死から敵失と島内の左前打で一、二塁を迎えたが、浅村は三ゴロ併殺。0―2の4回は2死満塁の好機をつくったが、横尾が二ゴロに倒れた。8回まで登板した相手先発・宮城にテンポ良く腕を振られ、スコアボードにゼロを並べられた。
先発のドラフト1位・早川は3回2死二塁から吉田正にプロ初被弾となる先制2ランを浴びた。その後0―2の6回1死二、三塁からはモヤに中前へ2点適時打を放たれ、追加点を献上。6回8安打4失点でプロ初黒星を喫した。
石井監督は宮城を打ち崩せなかった打線について「なかなか絞っていけなくて回を消化されたんですが、術中にハマったというか、そういう感じで回が進んでしまった。緩急がある分、真っすぐにも若干差し込まれたところもあったので、うまく投球をされてかわされたイメージです」と振り返った。
6日からは西武戦(メットライフ)、9日からはソフトバンク戦(楽天生命)に臨む。「自分たちの戦いをシーズン通して143試合しっかりとやっていくことが僕たちの野球だと思う。相手はどことかあまり関係ないので、しっかりと自分たちの野球をしていこうと思います」と力を込めた。