川内優輝、厚底シューズで失格・・・薄底と間違え「凡ミスです」

ミドルディスタンスチャレンジ男子800メートルで力走する川内優輝(中央)。レース後、失格となった
ミドルディスタンスチャレンジ男子800メートルで力走する川内優輝(中央)。レース後、失格となった

陸上の「東京陸協ミドルディスタンス・チャレンジ」第1日が3日、東京・駒沢陸上競技場で行われた。19年ドーハ世界陸上マラソン代表でプロランナーの川内優輝(34)=あいおいニッセイ同和損保=が、男子800メートルに出場したが、規定外の厚底シューズを着用して失格となった。

 レース前のシューズ検査。「さくっと終わるはずが、止められて…。凡ミスです」。トラック用に薄底シューズを持参したつもりが、同じ色で見た目がよく似た厚底シューズだった。世界陸連は800メートル以上のトラック種目で靴底の厚さ上限を2・5センチと定めており、今回は規定外の靴しか持ってきていなかった。

 同じ26・5センチの靴を持った選手がおらず、苦肉の策で厚さをクリアするために中敷きを抜いて出場。自己記録には及ばなかったが、2分3秒26で組4着と最低限の走りができたかに見えた。だが、実はシューズそのものが世界陸連のトラック使用禁止リストに掲載されており、中敷きを抜いた場合でも記録は認められず、レース後に失格と判定された。「これでもう間違えることはないと前向きに考えたい。(13年に)空港でパスポートを忘れたときも同じでいい経験。中高生の皆さんは、これを反面教師にしてください」と人生2度目の失格に苦笑いを見せた。

 ◆川内のシューズ 川内が本来使う予定だったのはアシックス社の薄底レーシング「ソーティマジックRP5」。厚さ2・5センチ以内に収まっており、800メートル以上のトラック種目での使用が認められている名作シリーズ。間違えて持参したのが「ターサーRP」。厚さ4センチ以内でロードレースでの着用は認められているが、トラックでは使用不可。ともにカラーリングはブルーで、かかと付近には「RP」の文字が入っているため見分けにくい。

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