【札幌】アンデルソンロペスの先制弾と福森晃斗の決勝弾で開幕戦以来5戦ぶり勝利

前半30分、体をひねりながら頭で先制点を決める札幌FWアンデルソンロペス(11)
前半30分、体をひねりながら頭で先制点を決める札幌FWアンデルソンロペス(11)
後半9分、勝ち越し点を決めてベンチに駆け寄る札幌DF福森(5)
後半9分、勝ち越し点を決めてベンチに駆け寄る札幌DF福森(5)
J1初先発を果たした札幌DF岡村
J1初先発を果たした札幌DF岡村

◆明治安田生命J1リーグ第7節 福岡1―2札幌(3日・ベススタ)

 北海道コンサドーレ札幌は敵地・福岡戦に2―1で、リーグ5試合ぶり勝利を飾った。前半30分にFWアンデルソンロペス(27)の公式戦3戦連発、今季6点目のヘッドで先制。後半早々に追いつかれるも、同9分にDF福森晃斗(28)が左足で勝ち越し弾を決めた。今季加入のDF岡村大八(24)がJ1初先発でフル出場するなど、総力戦で得た勝ち点3を、充実の4月につなげていく。

ペトロ監督喜び勝ち点3大きい 笑顔なき札幌の選手の表情が、試合の厳しさを物語った。後半7分の同点後は本拠の後押しを受けた福岡に攻め込まれた。それでもGK菅野孝憲(36)の好守、途中出場のFW小柏剛(23)が最終ラインまで戻って守るなど全員がハードに戦い勝利をもぎ取った。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(63)は「敗れた名古屋(0●1)、神戸戦(3●4)の方が好内容。それでも勝ち点3を取れたことが大きい」と2月開幕・横浜C(5〇1)以来の勝利を素直に喜んだ。

 要所で輝いたのは、長く中心を担ってきた選手。前半30分にはMF駒井善成(28)のクロスをFW・Aロペスが体をひねりながらヘッド。リーグ2戦連続、ルヴァン・鳥栖戦含む公式戦3戦連発で、2季連続の9得点超えを早くも視界に捉える好調ぶりだ。同点直後の後半9分にはDF福森が「相手をかわし、コースを狙う余裕もあった」と代名詞のFKではなく、流れの中で貴重な勝ち越し点。チームに勇気を与えた。

 一方で新戦力も存在感を見せた。J2群馬から加入のDF岡村が負傷中のDF田中駿汰(23)に代わり右ストッパーで先発フル出場。「最初は緊張した。失点は自分のマークが外れた」と反省しつつも「自信がある」と言い切る空中戦で福岡FW陣を何度もはね返した。ともに途中出場で、左足甲負傷から復帰した小柏がポスト直撃のシュートを放てば、股関節痛から復帰のDF柳貴博(23)も札幌でのリーグデビューを果たした。

 試合の行方を左右する残り15分でDF宮沢裕樹主将(31)が足をつり交代を余儀なくされた。その前後の選手交代と共に、ピッチの布陣も刻々と変わった。それでも福森は「僕らで特に再確認することはなかった。ミシャさんのサッカーをそれぞれが理解し、共有できているので」と代弁した。内容は称賛できなくとも、底上げを図りながら得た勝ち点3。その価値は、今後の連戦に生きてくるはずだ。

(川上 大志)

試合詳細
前半30分、体をひねりながら頭で先制点を決める札幌FWアンデルソンロペス(11)
後半9分、勝ち越し点を決めてベンチに駆け寄る札幌DF福森(5)
J1初先発を果たした札幌DF岡村
すべての写真を見る 3枚

サッカー

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請