【センバツ高校野球・東北勢総括】仙台育英に可能性感じた

明徳義塾に勝利して、笑顔で駆け出す仙台育英ナイン
明徳義塾に勝利して、笑顔で駆け出す仙台育英ナイン

 2年ぶりに開催されたセンバツ高校野球(甲子園)は、東海大相模(神奈川)の10年ぶり3度目の優勝で幕を閉じた。東北勢は仙台育英と柴田(ともに宮城)、21世紀枠で八戸西(青森)の3校が出場。憧れの聖地でどんな戦いぶりを見せたのかを振り返る。(有吉 広紀)

 強さをみせた1、2回戦と、もろさをみせた準々決勝。仙台育英は東北勢初の日本一には届かなかったが、可能性は感じられる戦いだった。

 明徳義塾との1回戦は、先発・古川翼(2年)からエース伊藤樹(3年)への継投のタイミング、公式戦初起用の6番・遠藤太胡左翼手(2年)が決勝打を放つなど、須江航監督(37)の采配がピタリと的中して1―0勝利。2回戦・神戸国際大付戦は、序盤から強打と持ち味の足を絡めて得点を奪い、13―5で大勝した。いずれもチームとして積み重ねてきた戦い方であり、選手たちもスムーズに対応。2戦とも主導権を相手に握らせなかった。

 3―10で敗れた天理との準々決勝は、失策から4失点したり好機で1本が出なかったりと、攻守でそれまでできていたことができず。“想定外”のプレーで悪くなった流れを、チームとして止められなかった。

 指揮官は準々決勝後、「冷静にこの敗戦を受け止めないといけないし、簡単に結論を出しちゃいけない。もう少し深いところにさまざまな敗因があると思う」と話した。甲子園で表現できた手応えや、力を出し切れなかった要因を踏まえ、夏に再び日本一をつかみにいく。

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