昨年夏V腕の城西、聖隷クリストファー大学救う…聖隷クリストファー高から進学

安定した制球力が武器の聖隷クリストファー大・城西
安定した制球力が武器の聖隷クリストファー大・城西

 県学生野球リーグ・聖隷クリストファー大期待のルーキーが、聖隷クリストファー高から入学した城西裕太投手(1年)だ。同高では昨夏の県代替大会をエースとして勝ち抜き、初優勝に貢献。安定した制球力を武器とする右腕が、昨秋0勝14敗で最下位に沈んだチームの救世主になる。

 腕をムチのようにしならせ、凡打の山を築く。城西がデビューの場を待ち望んでいる。「高校時代と同じように、ひたすら勝ちにこだわりたい。1年目でも4勝か5勝はしたいと思っています」と闘志をたぎらせた。

 昨夏の静岡大会(7イニング制)では聖隷のエースとして4試合に登板。27回で自責8、防御率2・67をマークした。与えた四球はわずか1。「自分はパワーピッチャーじゃない。力感なく、技巧派になっていけたら」と丁寧にコースを突く“精密機械”を襲名して勝負していく。

 聖隷大は昨秋リーグで全敗を喫するなど、17年の加盟以降、全季で7位以下に終わっている。城西は「単純に人助けがしたい」と将来、福祉関係の仕事に就くために進学を決意。「期待になるべく応えたい」と野球でもチームを救う活躍を誓う。

 1年生は4月1日以降試合出場できるため、早ければ3日の静岡産業大戦(松前球場)で初登板する可能性がある。柴本勇監督(55)は「打ち取り方をよく知っている。投手としてのいでたち、風格はこのリーグにはいない」と早くも信頼を寄せている。昨夏、頭部死球を受けながら完投したこともあるタフネスルーキーが聖隷大を背負って立つ。(武藤 瑞基)

 ◆城西 裕太(しろにし・ゆうた)2002年8月28日、大阪・藤井寺市生まれ。18歳。幼稚園の時に藤井寺スターズで野球を始め、羽曳野ボーイズを経て聖隷クリストファー高に入学。3年夏はエースとして県代替大会を制覇。今春から聖隷クリストファー大に進学。178センチ、71キロ。右投右打。家族は両親と兄。

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