【女子野球】女子のセンバツは開志学園が初優勝、履正社に最終回逆転勝ち

スポーツ報知
初優勝を決め喜ぶ開志学園ナイン

◆報知新聞社後援 第22回全国高等学校女子硬式野球選抜大会最終日 ▽決勝 開志学園5―3履正社(2日、埼玉・加須きずな球場)

 2年ぶり開催となった“女子のセンバツ”決勝が行われ、開志学園(新潟)が履正社(大阪)を逆転で破り、創部8年で全国大会初優勝を決めた。

 3点を追う最終7回、主将の先頭打者・三浦帆菜の四球を足がかりに1死満塁とすると、大友渚月の適時打で1点。さらに、関口心愛がフルカウントからアウトコースの直球を強振した左安打が、左翼の後逸を誘う走者一掃の3点打となり逆転。3回途中から登板したエース・柴田琉那が、その裏の反撃を封じた。

 「思ったより落ちついて打席に入れました」という途中出場の関口は、今大会2打席目の初安打が決勝打に。コロナの影響で昨年の全国大会が中止となり、3年生が悔しがっていた姿を見てナインも奮起したという。柴田は「(追う展開で)つらい部分もありましたが、野手が打ってくれると信じていました。逆転して優勝のマウンド、楽しく終わることが出来て良かったです」とうれし涙を流した。

 13年に東北、北信越地区の高校として初めて女子硬式野球部を創部した同校は、これまで全国大会こそ制したことは無かったが、昨年は関東リーグ(ヴィーナスリーグ)代替大会の高校の部で、1年生、2年生以下、全学年カテゴリーの3冠を達成するなど、東日本最強。今大会も初戦から3大会連続で完封で勝ち上がり、準決勝の京都外大西戦では、タイブレイクで初の決勝切符を手にしていた。

 この冬は雪の影響で外で練習する機会が限られ、ビニールハウスを使った練習場で、野手は1日2000スイング振り込むこともあったとか。「3点差、厳しいと思いましたが、ビハインドを想定した練習もしていましたし、ベンチの雰囲気も良かった。厳しい練習に取り組んできたので(自信があった)、優勝できて良かった」と三浦主将。4月下旬から予定されているヴィーナスリーグ、さらに夏の選手権大会に向け「さらに底上げしていきたい」と語った。

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