NHK大河「青天を衝け」リアル胸キュンに過酷登山…演技を超えた役者の表情が次回見どころ

祝言をあげる栄一(吉沢亮=右)と千代(橋本愛
祝言をあげる栄一(吉沢亮=右)と千代(橋本愛

 俳優の吉沢亮(27)が実業家・渋沢栄一を演じるNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜・後8時)の第8回「栄一の祝言」(4日放送)で、栄一はついに千代(橋本愛)にプロポーズする。

 前週、自分の思いに気付いた栄一が神社で千代に気持ちを明かした。撮影現場では、キャストがマスクを装着してリハーサル。橋本によると、マスク越しだと精かんに見えた吉沢が、本番でマスクを外すと印象が一変したという。「こんなに必死な表情だったんだ。とても愛おしい気持ちになりました」。演技なしでキュンキュンきている橋本の様子も見どころだ。

 “江戸編”では、大老になった井伊直弼(岸谷五朗)が朝廷に無断で日米修好通商条約を結び、大問題に発展。政権の混乱から安政の大獄、桜田門外の変へ。歴史的出来事に関わる人々の言動や心情が描かれていく。

 3月28日放送の第7回「青天の栄一」では、物語が最初のクライマックスを迎えた。千代への感情がはっきり自覚できなかった栄一は、父の使いで山を越えて隣国へ向かった。山頂で栄一は「私は青天を衝く勢いで 白雲を突き抜けるほどの勢いで進む」と漢詩を読んだのだが、これは史実通り。そして、タイトル通り青天に向かって拳を握る。

 狭い頂に立つ栄一を、頭上から撮った大パノラマ。BGMには主題歌が流れる壮大なシーンだ。CGなのかと思わせるクライマックス映像だが、番組関係者によると「このシーンは実際に撮った」という。役衣装で田辺誠一と吉沢が群馬・谷川岳を登り、重い機材を抱えたスタッフが同行。吉沢も田辺も「今までで一番過酷なロケだった」と口をそろえるほど。額に汗を光らせる田辺と吉沢の顔は演技ではない。

 なお、この第7回からタイトルがこれまでの「栄一、〇〇」というスタイルから変わった。全45話前後(現在、正式な話数は未定)と推測される大河ドラマ。序章の一つの区切りとみられる。

 第7回の視聴率は14・2%で初めて15%を下回った。この日は裏番組で、フジテレビ系「春だ!ドリフだ!みんなあつまれ全員集合!」が放送。特番が10・2%を記録するイレギュラーな週だった。いつものライバル「ポツンと一軒家」(テレ朝系)の13・7%、「ザ!鉄腕!DASH!―」(日テレ系)の12・4%は超え、時間帯トップ。変わらず安定を見せている。理由の一つが、役者たちの熱演を超えた表情だと思う。

(NHK担当・浦本 将樹)

※視聴率は世帯視聴率。ビデオリサーチ調べ、関東地区)

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