静岡高・池田新之介新監督が始動「負けない野球」で甲子園目指す

ナインに初ノックする静岡・池田監督
ナインに初ノックする静岡・池田監督

 静岡高野球部の池田新之介新監督(43)が1日、同校で初練習を行った。コーチを務めていた2005年以来の“母校復帰”となったOB指揮官は「負けない野球」を掲げ、19年夏以来の甲子園を目指していく。

 門出を祝うような青空の下、池田体制がスタートした。島田商から異動した指揮官はナインを集め「きょうから運命共同体として未来を作っていく。甲子園で優勝することが最大の目標であることは間違いない」など約7分間訓示。アップ後はノックバットを握り選手の動きを確かめながら左右に打球を打ち分けた。「緊張した。身の引き締まる思いです」と初日を振り返った。

 細部にこだわるのが池田流だ。ゴロに対し正面で構える選手には「横から入れ」と指示。「横から見て距離感を測るのは一つの技術。細かい所を追求していきたい」。受けた金子裕人主将(3年)は「(指導が)自分たちにもヒントになる」とうなずき、エラーが続いた際には自主的に選手を集めてミーティングを開いた。

 3日の中部準々決勝・島田工戦が初陣となる。池田監督は「目指すのは負けない野球。引き出しを作れば応えてくれる」と期待を込めた。金子も「ここからが勝負。ワクワクが大きいです」。県屈指の名門が、2年ぶりの聖地へ一歩目を踏み出した。

(武藤 瑞基)

 ◆曲田新監督で静商も始動!

 ライバルの静岡商も新指揮官を迎えて新年度が始動した。清水桜が丘から赴任したOBの曲田雄三新監督(37)は春季県大会出場を逃したナインに「0からがむしゃらにやろう。夏にこの悔しさをぶつけてやろう」と語りかけたという。守備を中心に初日から約9時間みっちり練習。「個の能力が高く驚いた。束になって戦っていきたい」と、06年夏以来の甲子園へ着実にステップを踏んでいく。

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