【センバツ】明豊2度リードも初V届かず…川崎絢平監督「勝てるチャンスがあった」

涙を拭いながらスタンドに向かう明豊ナイン
涙を拭いながらスタンドに向かう明豊ナイン

◆第93回センバツ高校野球大会最終日 ▽決勝 東海大相模3x―2明豊(1日・甲子園)

 明豊は2度先手を取りながら突き放せず、サヨナラ負け。川崎絢平監督(39)は「勝てるチャンスがあっただけに悔しい。前半にもう1点、2点と入っていれば…」と声を絞り出した。

 名門・東海大相模に対し、優位に試合を進めた。センターから逆方向へ打ち返す打撃を徹底し、7回以外は毎回得点圏に走者を進めながらあと1本が出ず。17年夏8強、19年春4強と甲子園で実績を重ねてきた指揮官は「2つ階段を上がって優勝したかったが、1つずつしか上がれないのだなと思いました」と残念がった。

 鉄壁の守備が躍進を支えた。この日も無失策で守り抜き、再三の好守を見せた今大会は全5試合を無失策で戦い終えた。ベンチ入り18人のうち17人を起用し、日替わり打線を編成。巨人・太田龍の弟で、決勝のマウンドも託した背番号10の左腕・虎次朗に、本格派右腕の京本真、右サイドの財原光優の140キロ超トリオを擁し、全5試合で継投策を取るなど、柔軟な戦術も光った。

 「スターはいないが、与えられたポジションに全力でやろうとする姿がうれしかった」と川崎監督。初優勝には届かなかったが、九州の新鋭が確かな足跡を残した。(浜木 俊介)

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