【北澤豪 代表チェック】麻也&冨安CBコンビが陰の立役者

後半、パスを出す冨安健洋(カメラ・宮崎 亮太)
後半、パスを出す冨安健洋(カメラ・宮崎 亮太)

◆カタールW杯アジア2次予選 モンゴル0―14日本(30日・フクダ電子アリーナ)

 日本代表は、MF南野拓実(26)=サウサンプトン=のW杯予選開幕から5試合連続となるゴールで先制すると、すでに敗退が決まっているモンゴルを14―0と圧倒。W杯予選での最多得点を大幅に更新する記録的なゴールラッシュで1年4か月ぶりに再開された初戦を飾った。本来はモンゴル開催の試合だが、新型コロナウイルスのため変更となり、日本はアウェー扱いで無観客で実施された。F組で5連勝とし、グループ1位通過と今秋開催予定の最終予選進出へ王手をかけた。

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 大勝の陰の立役者は吉田と冨安のセンターバックだ。守備の見せ場はなかったが、攻撃面で貢献した。最終ラインからのパスがルーズになると、攻撃のテンポが遅れるが、吉田と冨安が質の高いタテパスを供給し続けた。それによって、前線の攻撃のバリエーションが豊かになり、仕上げ=ゴールをやりやすくなった。レベルの高いセンターバックコンビが日本の軸であることを改めて証明した。

 途中で計5人が交代し、システムも変わったが、チーム力が下がることはなかった。力の差がある相手に対し、合わせてしまうことがあるが、90分、高い集中力を発揮した。韓国戦を含めて、チーム作りとして大きな収穫があった。

 次の代表活動は6月。欧州組はクラブで試合に出続けることで個々のパフォーマンスを高めることが8月からのアジア最終予選、さらにW杯本戦に向けて重要になる。(スポーツ報知評論家)

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