【日本代表】南野拓実から日本記録的ゴールラッシュ!左足でW杯予選歴代最多14ゴールの口火切る

前半13分、左足で先制ゴールを決める南野(右から2人目=カメラ・宮崎 亮太)
前半13分、左足で先制ゴールを決める南野(右から2人目=カメラ・宮崎 亮太)
前半23分、ゴールを決めた大迫(手前)を祝福する南野
前半23分、ゴールを決めた大迫(手前)を祝福する南野
W杯アジア2次予選F組勝敗表
W杯アジア2次予選F組勝敗表
日本のW杯予選最多得点試合
日本のW杯予選最多得点試合
記録を更新するスコアでモンゴルに大勝した日本イレブン
記録を更新するスコアでモンゴルに大勝した日本イレブン
前半13分日本1点目・南野のゴール
前半13分日本1点目・南野のゴール

◆カタールW杯アジア2次予選 モンゴル0―14日本(30日・フクダ電子アリーナ)

 日本代表は、MF南野拓実(26)=サウサンプトン=のW杯予選開幕から5試合連続となるゴールで先制すると、すでに敗退が決まっているモンゴルを14―0と圧倒。W杯予選での最多得点を大幅に更新する記録的なゴールラッシュで1年4か月ぶりに再開された初戦を飾った。本来はモンゴル開催の試合だが、新型コロナウイルスのため変更となり、日本はアウェー扱いで無観客で実施された。F組で5連勝とし、グループ1位通過と今秋開催予定の最終予選進出へ王手をかけた。

 猛攻の始まりは南野の一撃だった。前半13分、右からのグラウンダーのクロスをゴール中央で受けると左足で狙いすまし、左隅に突き刺した。自身が持つW杯アジア2次予選開幕からの連続得点記録を5に伸ばし、W杯予選での連続出場得点記録も本田圭佑の6に続く単独2位となった。

 勢いづいたチームは前半だけで5ゴールを奪うと、後半もネットを揺らし続けた。同42分にMF古橋が11点目を挙げ、1997年のW杯予選マカオ戦で2度達成した10―0のスコアを更新。ロスタイム突入後も3点を加え、合計8選手が得点をマークした。国際Aマッチでは歴代2位の圧勝劇に森保一監督(52)は「自分たちを高めることを忘れずに隙なく、油断なくもれなくやってくれた。チームは確実に前進していると感じられた」と賛辞を贈った。

 南野は2月、出場機会を求めてリバプールからサウサンプトンへ期限付き移籍。リーグ戦6試合で2得点と結果を残すと「ゴールに向かうためにどう自分がプレーすればいいのか。嗅覚というか、その感覚は研ぎ澄まされている」と移籍を決断したメリットを語っていた。

 アジア2次予選で爆発した2019年秋。当時所属のザルツブルクでは欧州CL・リバプール戦で1ゴール1アシストを記録し、世界を驚かせた。一転、リバプール時代に出場した昨秋の国際親善試合4試合は、パナマ戦でPKで1得点したものの試合勘の欠如を感じさせる場面が目立った。

 クラブでの調子と代表でのパフォーマンスがリンクするアタッカーにとって一瞬の動作の遅れ、わずかな感覚のズレは1年前とは明らかだったが、新天地ですぐに輝きを取り戻した。移籍後初出場でデビュー弾を放ったニューカッスル戦では、左からのパスにワンタッチで相手を置き去りにして左足を強振。ゴールのにおいを感じ取り、到達するためのイメージを実行する。この日の得点も研ぎ澄まされた「嗅覚」が引き寄せた。

 先発、途中交代含めてアタッカー陣は全員がゴール。し烈なポジション争いへの意識が最後まで貪欲にゴールを目指す姿勢へつながった。2得点3アシストの伊東も「チャンスの数からして最低限」と気の緩みは一切ない。激しい競争がチーム力を高めることを証明した一戦だった。(種村 亮)

 ◆日本の国際Aマッチでの最多得点試合 メキシコ市五輪アジア予選フィリピン戦(1967年9月27日・国立競技場)の15得点(15―0)が歴代最多。前半だけで10得点を奪い、A代表通算75点で最多得点記録保持者のFW釜本邦茂が6ゴールを挙げるなどした。この日のモンゴル戦(14得点)は歴代2番目のゴール数。2ケタ得点試合は通算6試合目で、2000年代では初めてとなる。

前半13分、左足で先制ゴールを決める南野(右から2人目=カメラ・宮崎 亮太)
前半23分、ゴールを決めた大迫(手前)を祝福する南野
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記録を更新するスコアでモンゴルに大勝した日本イレブン
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