ラグビー日本代表フッカー堀江翔太(35)=パナソニック=が30日、群馬・太田市で東京五輪の聖火リレーランナーを務めた。所属チームのグラウンドがあり、長年住む地元に「感謝を伝えようと」思いを込めて、太田市民会館からスタート。スパイクを履き「コケたらどうしようかと思った」と笑わせた。
19年W杯日本大会では8強入りに貢献し、日本中を大いに沸かせた。東京五輪の1年延期は「モチベーションもそうだし、大変だろうな」という選手目線で見ている。コロナ禍で密に気遣いながらのリレー。シーズン中で4月3日には神戸製鋼との全勝対決を控える中、「スポーツの力で世の中を明るくできたら。なかなか難しいけど、伝わったらいいかな」と話していた。