【無良崇人の目】北京五輪まで1年 羽生結弦は必ず再び輝く

羽生結弦(ロイター)
羽生結弦(ロイター)

◆フィギュアスケート 世界選手権 最終日(27日、スウェーデン・ストックホルム)

 男子で4年ぶり3度目の優勝を目指したショートプログラム(SP)1位の羽生結弦(26)=ANA=は、フリー182・20点、合計289・18点で3位だった。SP3位のネーサン・チェン(21)=米国=が222・03点、320・88点で3連覇。初出場でSP2位の鍵山優真(17)=神奈川・星槎国際高横浜=が190・81点、291・77点で2位に入った。日本は上位2人の順位合計「5」で来年2月の北京冬季五輪の出場枠最大3を獲得。26日の女子フリーでは、SP2位の紀平梨花(18)=トヨタ自動車=が7位、坂本花織(20)=シスメックス=が6位で五輪出場最大3枠を確保した。

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 羽生選手は“いつものユヅ”らしい感じがしなくて正直、僕も驚きましたし、混乱しました。ジャンプを例に挙げると、昨年の全日本選手権は勢いがあり、突っ込んでいく感じでしたが、この日のフリーは踏み切りから上がる感じやキレの部分がもう少し。通常ではないシーズンの影響があったのかは分かりませんが、絶対このまま終わらせないのが羽生結弦です。北京五輪まで1年。必ず再び輝くでしょう。

 初出場の鍵山選手は後半のオーバーターンなど細かいミスはありましたが、最後まで安定して、全体の流れを切らさず演技をしました。物おじしない強さがあり、次の世代を担う選手に成長しています。3連覇したチェン選手は想像を超える演技。演技構成点も9点台の中盤から後半で、技術点はもちろん、すべての要素で加点がつき、まさに圧巻という言葉しかありません。(14年四大陸選手権優勝)

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