【巨人】梶谷隆幸、移籍後初安打が満塁弾!「早くチームの一員になりたかった。気持ち良かったです」

移籍後初安打が満塁弾となった梶谷
移籍後初安打が満塁弾となった梶谷

◆JERAセ・リーグ 巨人10―5DeNA(27日・東京ドーム)

 巨人の梶谷が移籍後初安打となる1号満塁弾を放った。古巣のDeNA相手にあいさつ代わりの強烈な一発。2四球2盗塁と足でも魅せた。打線は10安打で10得点を奪い開幕2連勝。先発の戸郷は7回を無四球の4安打1失点で今季初勝利を挙げるなど、原巨人が勢いに乗った。

 快音を響かせた直後、割れんばかりの大歓声が湧き起こった。失速することのない梶谷の弾丸ライナーは、右翼席へと飛び込んだ。「ちょっと打球が低いなと思っていたので『頼む!』と思って走っていた。ヒットが出ていなかったので、早くチームの一員になりたかった。気持ち良かったです」。4点リードの7回2死満塁。笠井の初球、高めの真っすぐを完璧に捉えた。開幕2戦目、今季9打席目で出た移籍後初安打がグランドスラムとなった。

  • 7回2死満塁、梶谷が右中間へ満塁本塁打を放ち、ベンチの(左から)岡本和、坂本、丸が万歳で喜んだ(カメラ・竜田 卓)
  • 7回2死満塁、梶谷が右中間へ満塁本塁打を放ち、ベンチの(左から)岡本和、坂本、丸が万歳で喜んだ(カメラ・竜田 卓)

 「懐かしくもあり、さみしくもあり、いろんな感情。特別な試合」と臨んだ一戦。古巣・DeNAへの14年間のありがとうは「勝負の世界なので、思い切っていこう」とバットに込めた。

 ガッツあふれる全力プレーの背景には「恩人」の存在がある。高卒でDeNAに入団した直後の若かりし頃のことだ。「手塩にかけて育てていただいた」という万永ファーム総合コーチから「1球の重み」を学んだ。

 「守備ならエラーしたらピッチャーの家族にも迷惑をかけることになる、ということはよく言われていた。そこまで考えてやりなさい、と。バッティングに関してもここで打てば、ピッチャーに勝ちがつけば、投げてるピッチャーの家族まで喜ぶから、と」

 何度も何度も、ことあるごとに掛けられた熱い言葉が、今でも梶谷の胸にある。「あの時得た野球に対する姿勢、熱意は今も忘れられない」。仲間の思いも背負って一球入魂でグラウンドに立っている。

 原監督は「いい働きはしているんだけども、やっぱり『1』という数字が出たのは良かったと思う。本人も忘れられない一本になるだろうし、これからそれを積み重ねていってもらいたいな」と喜んだ。

 背番号13は自慢の足でも輝いた。初回先頭は2戦連続で四球で出塁し、続く若林の2球目で移籍後初盗塁。4回先頭は13球粘って四球。その後、二盗を決め2盗塁。「粘ってヒットより粘って四球が一番うれしい。打てなかったらフォアボールとか、そういう打席を増やしたい」とうなずいた。

 チームは開幕2連勝。2021年の目玉である1番・梶谷から始まる新打線。坂本、岡本和、丸につなぐ重要な役割に「後ろにいいバッターが多い。時には今日みたいに強く振って長打も。今日みたいな形が続けば」と梶谷。あいさつ代わりの一発はG党たちの胸を高鳴らせたに違いない。(小林 圭太)

映像提供:GIANTS LIVE STREAM
試合詳細
移籍後初安打が満塁弾となった梶谷
7回2死満塁、梶谷が右中間へ満塁本塁打を放ち、ベンチの(左から)岡本和、坂本、丸が万歳で喜んだ(カメラ・竜田 卓)
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