【楽天】“マー君ショック”振り払えず…代役・高田萌生3回途中KO 石井監督「すごく残念」

スポーツ報知
3回途中4失点で降板した楽天の先発・高田

◆パ・リーグ 日本ハム9-4楽天(27日・楽天生命パーク)

 楽天は日本ハムに4―9で敗れ、開幕2連勝を逃した。「右ヒラメ筋損傷」のため登板回避した田中将大投手(32)の代役として先発した高田萌生投手(22)が、6安打4失点で3回途中KO。投手陣は計11四球を与えるなど大敗の要因となった。打線も好機であと1本が出ず。“マー君ショック”を振り払えなかった。 ふがいない負け方に、試合後の石井監督は厳しい表情で敗因を分析した。「我慢しないといけないところで無駄な四球が出て、そこはミスだと思う。防ぎ切れなかった」。6投手で11四球を与え、15安打を浴びて9失点。三者凡退に抑えた回はなし。当然、守備からリズムをつくることはできなかった。投手陣の踏ん張りが見えなかった点が大敗に直結した。

 右ヒラメ筋損傷のため、登板回避した田中将に代わって巨人から移籍後初登板初先発した高田萌は、初回先頭の西川に四球を与えたことをきっかけに先制点を献上。3回にも先頭の西川にまたも四球を与え、この回3失点の要因を生んでしまった。150キロを超える直球は鳴りを潜め、ボール先行の苦しい投球で3回途中KO。プロ初黒星を喫し「全体的に無駄な四球を与えてしまいました。西川さんへの2四球が全てです」と肩を落とした。

 石井監督は「四球、四球となって、自分の技術を相手と比べるまでにいかなかった。彼自身得るものがないというか、当たって砕けてもいないし、逃げて自分の現在地が分からなくなったり、無駄な登板になってしまったというのはすごく残念」と、若き右腕にあえて厳しい言葉を送った。

 一方で打線は6回に1点差に詰め寄りながらも、逆転には至らなかった。それでも、チームが苦手とする左腕・加藤に対し、0―1の2回に太田が一時逆転の1号2ランを放って勢いづけ、3番島内は猛打賞の活躍を見せるなど光明もあった。「悔しく言えば、あと1本ですけど、これからを考えたらしっかり4点取っているというのはいいこと」と、指揮官は希望を持って締めくくった。8年ぶりの日本一へ、航海は始まったばかり。黒星を糧にして、前へと進む。(長井 毅)

野球

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請 報知新聞150周年
×