箱根駅伝王者の駒大に新戦力台頭 Vメンバー外の唐沢拓海が5000メートルで20年度日本人学生7位の好記録

スポーツ報知
駒大の唐沢拓海(右端)が男子5000メートルで20年度日本人学生7位の好記録でトップを取った。大八木弘明監督(左端)もいつも通り熱いゲキを飛ばした

 世田谷陸上競技会が27日、東京・世田谷区立総合運動場陸上競技場で行われ、男子5000メートルで駒大の唐沢拓海(1年)が2020年度日本人学生7位の13分40秒90の好記録でトップを取った。14分2秒87の従来の自己ベストを21秒97も更新した唐沢について、大八木弘明監督(62)は「唐沢は力がついている。このタイムが出るくらいの練習はできていた」と大きくうなずきながら話した。

 今年の第97回箱根駅伝(1月2、3日)で駒大は最終10区で3分19秒差を大逆転して、13年ぶり7度目の優勝。埼玉・花咲徳栄高出身のルーキー唐沢は16人の登録メンバーには入ったが、10人の優勝メンバーからは外れた。連覇を目指す新シーズンに向けて、唐沢は頼もしい新戦力だ。現在、1万メートルの自己ベストは29分36秒29で、ハーフマラソンの公認記録は持っていないが、大八木監督は、唐沢のの潜在能力を高く評価する。「すでに1万メートルは28分30秒を切れる力は持っている。ハーフマラソンを走れる力もある」と話す。

 駒大は今年のVメンバー10人のうち、卒業する4年生は3区2位と好走した小林歩だけ。「唐沢は気持ちが強い。(競り合いが激しい)往路も行けるタイプ。これからさらに練習を積めれば、来年の箱根駅伝では小林に近い力をつけるところまでいけるだろう」と大八木監督は、駅伝巧者だった小林の後継候補として期待を寄せる。

 今年の箱根駅伝で駒大は、1区15位の白鳥哲汰、5区4位の鈴木芽吹、7区4位の花尾恭輔と3人のルーキーがVメンバーに名を連ねた。強力な「新2年生世代」にさらに唐沢も台頭。エースの田沢廉(新3年)、10区で大逆転劇を演じた石川拓慎(新4年)ら戦力は充実している。駒大が、2021年度も大学駅伝界の中心となる。

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