【POG】負けてなお強し(美浦)

 こんにちは、坂本です。今日は中山競馬場からお届けしています。

 それにしても関東地方は、だいぶ桜が咲き始めています。中山競馬場のコース沿い、また正門近くの桜も目を奪われる美しさです。本来ならビールを片手に最高の競馬観戦となるところでしょうが、コロナ禍とあってはそうもいきません。在原業平は「世の中に たえて桜のなかりせば 春の心は のどけからまし」と詠みましたが、そんな気持ちになれる「いにしえ人」をうらやましく感じるほど。桜があろうがなかろうが、決してのどかに過ごせない日々が恨めしい限りです。

 さて愚痴はそのへんにしておいて本題へ。デビュー2連勝で今日の毎日杯に出走した【グレートマジシャン(牡、父ディープインパクト)】は、これまでも何度も注目して取り上げてきました。レースは中団から上がり最速34秒0の末脚を繰り出しましたが、惜しくも勝ったシャフリヤールに首差及ばずの2着でした。輸送もあって馬体重マイナス8キロでの出走でしたが、改めて地力を証明したと感じましたね。宮田調教師も「今日は内めがよく伸びて、外から差すのは難しい馬場。直線で遊ぶようなところもありましたから。勝つことはできなかったけど、これから先が楽しみになる内容でした」とコメントして評価。最低でも賞金は加算できましたし、今後は日本ダービー(5月30日、東京)に向かうのか、動向に注目していきたいですね。

 続いてはPOG情報へ。今週25日に鹿戸厩舎の【エフフォーリア(牡、父エピファネイア)】が、美浦トレセンに帰厩しました。引き続き横山武騎手とのコンビも正式に発表され、関東の総大将格として皐月賞(4月18日、中山)に挑みます。そして共同通信杯4着だった【キングストンボーイ(牡、父ドゥラメンテ)】は、青葉賞(5月1日、東京)に向かうことになりました。ラストクラシックとなる藤沢和調教師の手腕は侮れず、東京コースとの相性が良さそうなだけに面白い存在でしょう。

 また芝のマイルで2連勝を飾った大竹厩舎の【シュバルツカイザー(牡、父Dark Angel)】は、ニュージーランドT(4月10日、中山)に向かいます。そして手前ミソですが、先週のスプリングSで本命を打って、優先出走権獲得となる2着に好走した【アサマノイタズラ(牡、父ヴィクトワールピサ)】は、追加登録料を払って皐月賞(4月18日、中山)へ。道悪が味方したぶんもあるでしょうが、力を要する馬場なら無視はできないかもと思います。

 今週は美浦に取材に行かなかったため、話題が少なく申し訳ありませんが、今日のところはこんへんで。

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