【女子野球】島根中央が全国1勝「今できることが幸せ」

コールド勝ちに喜ぶ島根中央ナイン(カメラ・軍司 敦史)
コールド勝ちに喜ぶ島根中央ナイン(カメラ・軍司 敦史)

 ◆報知新聞社後援 第22回全国高等学校女子硬式野球選抜大会初日(27日、埼玉・加須きずな球場ほか)

 女子高校野球の全国大会「全国高等学校女子硬式野球選抜大会」が27日、埼玉県内で2年ぶりに開幕。1、2回戦11試合が行われた。

 開幕試合は、初出場の島根中央(島根)が、第1回大会から出場する駒沢女子(東京)を6回コールドで破り、全国1勝をあげた。初回、先頭打者の齊藤さくらが二塁打を放つと、小玉みなみの適時打などで2点、2回にもエース・安食沙奈の適時打などで3点。安食は投げても6回を2安打無失点、年末に肩を痛め2月まで投げられない状態が続いていたが、「すごく緊張していましたが、初回にみんながつないでくれて余裕が持てました」と喜んだ。

  • 開会式で宣誓する、駒沢女子の伊藤七海(左)と島根中央の片山あずみ(カメラ・軍司 敦史)
  • 開会式で宣誓する、駒沢女子の伊藤七海(左)と島根中央の片山あずみ(カメラ・軍司 敦史)

 島根中央は、全国3校目の女子硬式野球を持つ公立校として2019年に創部、初の全国出場となった19年夏の選手権は1回戦でコールド負けし、昨年は新型コロナの影響で全国大会が行われなかったため、これが全国大会初白星。コールド勝ちを決める一打を放った主将の片山あずみは、「自分が打って後ろにつなげられればと思っていました。やっと勝ててほっとしました」と語った。

 片山は試合前に行われた開会式で、駒沢女子の伊藤七海主将と共に、「昨年の悔しさを1球1球にこめて、感謝の気持ちを忘れず、恩返しできるよう、最後まで全力でプレーすることを誓います」と宣誓した。昨夏の選手権は延期の末、中止に、この大会もぎりぎりまで開催できるのか不安だったそうで、感謝の気持ちを伊藤主将と短い時間で打ち合わせ言葉にこめたという。「コロナ禍で、野球ができなかったのが悔しくて悲しくて。今できることが幸せ」と片山主将。次戦を見据えた。

 初出場チームでは、ほかにも駒澤大苫小牧(北海道)が初戦を突破した。決勝は4月2日に行われる。

コールド勝ちに喜ぶ島根中央ナイン(カメラ・軍司 敦史)
開会式で宣誓する、駒沢女子の伊藤七海(左)と島根中央の片山あずみ(カメラ・軍司 敦史)
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