吉沢亮主演「青天を衝け」、好調のウラにスタッフによる同時進行ツイート

スポーツ報知
NHK大河ドラマ「青天を衝け」第7話の場面写真

 俳優の吉沢亮(27)が実業家・渋沢栄一を演じるNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜・後8時)の第6回「栄一、胸騒ぎ」が21日に放送され、世帯視聴率15・5%を記録。前週より0・7ポイント下げたものの、高水準を維持している

 安定飛行の裏にはスタッフの努力がある。ドラマは現在、黒船襲来で大混乱する幕府中枢のドタバタ劇と、栄一の地元・埼玉での恋愛模様などが同時進行しているが、小さいエピソードがいくつも盛り込まれる中、視聴者を飽きさせないのが番組公式ツイッターでの解説だ。放送とリアルタイムで専門用語や時代背景などがツイートされる。関係者によると、放送している最中にスタッフがツイートしまくるのは「青天を衝け」が初の試みだ。

 例えば第6回で下田に到着した米国の使者・ハリスが現地で要求したのが「牛乳飲みたい」。ツイッターでは、実際にハリスが農家から高額で牛乳を購入した逸話が紹介されている。反応は上々で、ハリスのミルクのツイートは読者から3600を超える「いいね」が。スマホを片手に視聴する世代も楽しむことができている。

 28日放送予定の第7回「青天の栄一」では、幕府で攘夷派と開国派のバランスを取っていた老中・阿部正弘(大谷亮平)が亡くなり大混乱。徳川慶喜(草なぎ剛)を次期将軍に推す声が日ごとに高まる。一方、地元“深谷編”では千代(橋本愛)への気持ちに気付いた栄一が、ついにアクションを起こす。

 徳川家康(北大路欣也)の時代解説、ドローン撮影、放送と同時進行されるツイート。キャストの熱演はもちろん、スタッフのアイデアや努力が好調を支えている。(NHK担当・浦本 将樹)

 ※数字はビデオリサーチ調べ、関東地区

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