【中村憲剛の語】日韓戦の勝因は遠藤航と守田英正の「縦関係」

スポーツ報知
25日の韓国戦、ドリブルで攻め込む遠藤

◆国際親善試合 日本3―0韓国(25日・日産スタジアム)

 スポーツ報知で評論家活動をスタートさせた元日本代表MFの中村憲剛氏が3―0で快勝した25日の日韓戦を振り返り、ボランチを組んだMF遠藤航(28)=シュツットガルト=、守田英正(25)=サンタクララ=の守備を勝因に挙げた。日本代表は26日、カタールW杯アジア2次予選・モンゴル戦(フクアリ)に備え、千葉県内で練習を行った。

 韓国に快勝できた理由の一つに、2人のボランチの関係性が挙げられる。守備時、遠藤と守田はタイミングを見て縦関係で対応した。韓国がGK、DFラインから攻撃を組み立てようとすると、2人のどちらかが前に出ていき、ボランチに圧力をかけた。そこに連動して前線の4人が最終ラインにプレスをかけ、相手からボールを保持する時間を奪い、パスの精度を低下させ、日本の守備網にかかる回数を増やした。韓国が前半38分までシュートを打てなかったことと彼らの働きは無関係ではないだろう。

 守備だけでなく、2人は前にプレスをかける時も力を発揮できるタイプ。やみくもに出ていくのではなく、プレスのスイッチを入れるタイミングは絶妙だったし、迫力があった。その動きに後ろもついていき、チーム全体が連動したプレスに韓国は相当なプレッシャーを感じたことだと思う。選手は1度でもパスが引っかかると残像として残り、次にパスを出すことが怖くなることがある。日本の守備にはそう感じさせるだけの迫力があった。

 所属クラブでしっかり出場している選手がプレーしたことも大きい。攻守で良いテンポを刻み、動きにキレがあった。このコンディションの良さが快勝劇を手繰り寄せた背景にある。(元日本代表、川崎MF)

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