東海大海洋、別府遊撃手&兼子主将が引っ張る…静岡学生野球春季リーグ27日開幕

オープン戦でも打撃好調な東海大海洋・兼子主将
オープン戦でも打撃好調な東海大海洋・兼子主将
豪快に引っ張る東海大海洋・別府
豪快に引っ張る東海大海洋・別府

 静岡学生野球春季リーグは27日、松前球場ほかで開幕する。昨春は新型コロナウイルスの影響で中止となったため、2年ぶりの開催。東海大海洋は前主将で育成ドラフト12位で巨人入りした加藤廉内野手(22)から遊撃を受け継いだ別府幹太内野手(兵庫・育英出)、主将を受け継いだ兼子拓也内野手(浜松工出)の4年生コンビを軸に、19年に続く“春連覇”を目指す。

 待ちに待った春がやってくる。最上級生となる東海大海洋・別府は「勝って後輩たちを東海大会や神宮に連れて行きたい」。昨秋は日大国際、静岡産業大に及ばず3位。兼子は「春の優勝は譲れません」とV奪回に向けがむしゃらに突き進む構えだ。

 巨人で奮闘する先輩の穴を2人で埋める。別府は昨年までの二塁から遊撃にコンバート。「自分は加藤さんを一番近くで見て、色々教わってきた。肩は及ばないけど、その分、一歩目を速くということを意識している」。先輩からは常々、「投手を信じて守るのが大事」と言い聞かされてきた。「自分と兼子で内野を引っ張る」と覚悟はできている。

 二塁を担う新リーダーも気合十分だ。「加藤さんはプレーで見せて、いわゆる“背中で語る”感じだった。自分は考える野球を掲げているので、声をかけながらみんなに付いてきてもらいたい」と兼子。気配り、目配りしながらチームをもり立てていく。

 攻撃面でも2人が鍵になる。別府は1番に定着。「自分次第でチームの流れが左右される。勢いを出していきたい」。18日の鈴鹿大とのオープン戦では体スレスレの内角球をさばいてスクイズを成功させるなど小技にも定評がある。一方、昨年下位だった兼子は5番が有力で、同じく鈴鹿大戦では3安打をマーク。冬場は20球連続で振り続けるティー打撃を毎日10セット取り組み「(スイング速度が上がり)ボールを長く見られるようになった」と実感している。

 手塚慎太郎監督(45)は「今年は上級生のセンターラインを中心にきっちり守ってリズムを作っていく」と構想を明かす。27日からの開幕2連戦は常葉大静岡と対戦する。兼子は「相手どうこうではなく、自分たちの野球をすれば勝てる」とうなずいた。星を重ね、G球場で汗を流す先輩に優勝報告する。(武藤 瑞基)

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