【無良崇人の目】羽生結弦、チェンのV3阻止の可能性十分ある

スポーツ報知
羽生結弦

 フィギュアスケートの世界選手権は24日にスウェーデン・ストックホルムで開幕する。男子で4年ぶり3度目の優勝を目指す五輪2連覇中の羽生結弦(26)=ANA=は22日(日本時間23日)、サブリンクでの練習後に取材に応じ、来年2月の北京五輪の枠取りへ「最大限貢献したい」と意気込んだ。金メダルだった14年ソチ、18年平昌大会は前年の世界選手権で共に日本勢最上位に入り3枠を獲得。日本のエースとして、3度目の大仕事に挑む。25日のショートプログラム(SP)から始まる男子の展望を無良崇人さんが語った。

 北京五輪の出場枠がかかる大会となるが、羽生選手、宇野選手、鍵山選手の3人がそろえば、3枠確保は心配ないだろう。五輪の前哨戦とも言える世界選手権で、それぞれが課題を見つけ、来年にどうつなげられるかが大きなポイントとなる。

 羽生選手は、昨年12月の全日本が今季初戦となったが、ここ数年で最も動きにキレがあり、体の動きも格段に違った。体も仕上がっており、さらに質の高いジャンプになっている。

 フリー後には余裕を感じ、体力も向上しているように見えた。全日本終了後、ここまで約3か月の時間があった。演技の完成度がどこまで上がっているか、非常に楽しみだ。チェン選手の方が、演技構成の基礎点は上だが、今の羽生選手の仕上がりであれば、その差はあってないようなもの。チェン選手の3連覇を阻止する可能性は十分にある。

 宇野選手はステファン・コーチに指導を受けるようになり、スケーティングの質やジャンプの高さが良くなっている。持てる力を出すことができれば、表彰台に上がるだろう。鍵山選手は初出場だが、実力は十分。持ち味が出せれば、羽生選手、宇野選手、チェン選手とも競った戦いができる。(14年四大陸選手権優勝)

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×