【センバツ】大阪桐蔭ドラフト候補の松浦慶斗と関戸康介乱調で初の初戦敗退

1回1死満塁、智弁学園・植垣に走者一掃の適時二塁打を浴びた大阪桐蔭・松浦(右)(カメラ・岩崎 龍一)
1回1死満塁、智弁学園・植垣に走者一掃の適時二塁打を浴びた大阪桐蔭・松浦(右)(カメラ・岩崎 龍一)
2021年センバツ「BIG4」
2021年センバツ「BIG4」

◆第93回センバツ高校野球大会第4日 ▽1回戦 智弁学園8-6大阪桐蔭(23日・甲子園)

 大阪桐蔭は昨秋の近畿大会決勝に続いて智弁学園(奈良)に敗れた。今秋ドラフト候補の松浦慶斗と関戸康介(ともに3年)が計7失点し、センバツ初戦は11試合目で初黒星となった。

 まさか大阪桐蔭が―。自慢の2枚看板が自滅し、センバツ初戦の連勝が10で止まった。最速150キロ左腕の松浦は、初回に3四死球と2安打で4失点。146キロを計測したが、4回で降板した。北海(北海道)で1989年夏の甲子園に出場した父・吉仁さん(49)と同じ初戦敗退に「立ち上がりが不十分なところがある。絶対に初回を抑えようと思って空回りした。力負けした」と、うなだれた。

 甲子園デビューしたMAX154キロ右腕の関戸は1回1/3を投げ、3四球4暴投の大荒れで3失点。146キロをマークしたものの「自分の中で勝負していて、対打者として見られていなかった。申し訳ない気持ちでいっぱい。粘れなかったのが一番の敗因」と猛省。5投手で計9与四死球は甲子園でのチームワーストタイ。5暴投は同チーム最悪の乱調だった。

 打線は5回まで1安打。6回からの反撃も、2度の最大5点差は重すぎた。春夏通じて6戦全勝だった近畿勢との対決で初黒星。西谷浩一監督(51)は「初回に失点したのが…。守りからリズムをつかむうちの野球ができず、攻撃にも影響が出た。甲子園経験の少ない選手がいたことも影響したかも」と指摘した。

 松浦は宮城・石巻市出身で、小学1年時に東日本大震災を経験した。アルプス席で見守った母・美雅さん(48)は「生きていてくれてありがとう、という気持ち」と息子の晴れ舞台に目を細めた。「生きているだけで幸せ、と考えて野球をしなさい」という両親の教えを胸に、必ず聖地に帰ってくる。

試合詳細
1回1死満塁、智弁学園・植垣に走者一掃の適時二塁打を浴びた大阪桐蔭・松浦(右)(カメラ・岩崎 龍一)
2021年センバツ「BIG4」
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