【ヒルマニア】大谷翔平「1番・投手」2の2 ルース投手は4番で25戦で1番はなし…日本では過去3人

スポーツ報知
「1番・投手」で起用された大谷翔平(ロイター)

◆オープン戦 パドレス4―1エンゼルス(21日・ピオリア)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が21日(日本時間22日)、米アリゾナ州ピオリアでのパドレス戦に「1番・投手」で出場。メジャー4年目で初の“リアル二刀流”で投げては4回を2安打1失点、5三振を奪い、101・9マイル(約164キロ)とメジャー自己最速をマーク。打っては2打数2安打で9試合連続安打とし、打率を6割3分6厘に上げた。また、メジャーでのリアル二刀流の歴史を「ヒルマニア」で振り返る。

 日本ハム時代の大谷は1試合だけ「1番・投手」で起用された16年7月3日のソフトバンク戦、初回の初球を強振し、先制のプレーボール弾。投げても8回まで無失点で勝利投手となった。「1番・投手」は日本では大谷含め過去3人。44年8月14日の阪急・山田伝は本来は俊足の「1番・中堅手」。太平洋戦争末期で選手が兵役で不足していたためマウンドにあがり打っては3安打、投げては完封勝ちを演じた。71年8月22日、打撃の良い外野手だった外山義明をヤクルトの三原脩監督が大洋戦に起用も、2回途中KOされ1打席無安打に終わっている。

 あれから5年、メジャーでまた大谷が起用されるとは思わなかった。1918年、史上唯一の「10勝&10本塁打」したベーブ・ルースは投手として147試合に先発したが打順は、9番が一番多く118試合、以下4番25、3番3、7番1。1916年以降の2人の「1番・投手」は完全に余興の産物だ。名内野手だったジャイアンツのアルビン・ダークは53年の公式戦最終戦となった9月27日のパイレーツ戦で、1イニング2失点。次の回から三塁に回った。内外野を守れるツインズのシーザー・トーバーは68年の本拠地最終戦となった9月22日のアスレチックス戦で、メジャー史上2人目の「1試合で全ポジションにつく」という意図で捕手、一塁と1イニングごとに守備位置を変えた。

 そのため、投手のみで1番に入ったのは1901年9月30日、本職が外野手のジャイアンツのジム・ジョーンズが最後。カージナルス戦で2年ぶりのマウンドに上がり5回6失点、4打数無安打。試合はコールドゲームで完投敗戦投手となった。(ベースボール・アナリスト)

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