大幅縮小の陸上DeNAが名称変更 所属選手は館沢亨次ひとりだけ

館沢亨次
館沢亨次

 陸上の横浜DeNAランニングクラブは22日、4月1日以降の新名称と体制を発表した。新名称は「DeNAアスレティックスエリート(DeNA)」で、所属選手は日本選手権1500メートル優勝3回の館沢亨次(23)だけ。館沢はコーチングとマネジメントに関して業務委託契約を結んでいるTWOLAPSの800メートル元日本記録保持者の横田真人氏の指導を受けているため、DeNAには監督は存在せず、日本陸連長距離・マラソン強化戦略プロジェクトの瀬古利彦リーダー(64)がアドバイザーを務める。

 DeNAは名門のエスビー食品陸上部のスタッフと選手を受け入れる形で、2013年に発足した。翌14年のニューイヤー駅伝に初参戦し、16年には5位と躍進したが、その後、チーム方針が転換され、2018年10月には駅伝からの撤退を発表した。さらにチームの活動規模は徐々に縮小されていった。

 昨年4月には箱根駅伝6区区間記録保持者の館沢亨次(23)を筆頭に鬼塚翔太(23)、松尾淳之介(23)と東海大から3人の有力ルーキーが加入したが、昨年10月に今年度を最後に現クラブを廃止することを発表。日本陸上界で一時代を築いたエスビー食品の“DNA”を引き継いだDeNAは事実上、幕引きを迎えた。国近友昭監督(47)、阿部俊介コーチ(35)、湊谷春紀(24)、鬼塚、松尾は4月1日付けでNTT西日本に移籍。永井秀篤(28)は現役を引退する。

 館沢と瀬古アドバイザーのコメントを以下の通り。

 館沢亨次「出身地である横浜・神奈川を中心にスポーツ事業を展開するDeNAと、引き続き所属契約を締結できたことをうれしく思っています。横浜DeNAベイスターズの選手に負けないくらい、横浜を代表するスポーツ選手として皆さんに知っていただけるように頑張ります。DeNAアスレティックスエリートの所属選手として今後も競技に真摯に向き合っていくことはもちろんですが、競技外でも陸上・ランニングの面白さを伝えていく活動をDeNAとともに取り組んでいきたいと考えています。今後も変わらぬ応援をよろしくお願いします」

 瀬古利彦アドバイザー「新たな体制ではアドバイザーとして所属選手や組織の活動を見守っていくことになりました。これまでの枠組みにとらわれることなく柔軟な視点で新たなランニングシーンをつくりだす、そんなDeNAアスレティックスエリートのチャレンジが、陸上界全体の盛り上がりにつながると思っています。DeNAアスレティックスエリートの今後の活動に、ぜひご期待ください」

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