松崎しげる長男は22歳俳優・松谷優輝だった デビュー2年初告白「父を超えたい」

スポーツ報知
ぱっちりとした目元が印象的な松谷優輝。「妹が反抗期なので父は気を使ってる」と明かした(カメラ・宮崎 亮太)

 俳優の松谷優輝(まつや・ゆうき、22)がこのほど、スポーツ報知の取材に応じ、歌手の松崎しげる(71)の長男であることを初告白した。父の大親友の西田敏行(73)に憧れて20歳で芸能界入りし、公開中の映画「ブレイブ―群青戦記―」(本広克行監督)で銀幕デビュー。今後の目標について「父を超えたい」と力強い声で宣言した。(水野 佑紀)

 真っ黒に焼けた肌。「焼いてないですが、外を歩くだけで黒くなります」。白い歯をのぞかせる姿に父の面影を感じる。「実力がないと父に迷惑がかかる」と、これまで非公表にしていた親子関係。3月で国士舘大を卒業、映画に初出演し「本腰を入れて俳優をやります。公表することで、逃げ場をなくしたかった」と理由を明かした。

 役者を志したのは、大学2年生の頃。西田の影響だ。

 「自分が知っている西田さんはすごく優しい。自分のような若者が1人ぽつんといても話しかけてくれる。それなのに『アウトレイジ』で恐ろしい役をやっていて、ギャップがすごいなぁって」。憧れない理由がなかった。

 夢を打ち明けると、父は「大学を辞めて俳優一本に」と言ったが、母は「大学卒業」を主張。松谷は母に従い学業と両立させる形で芸能の道へ進み「うちは母の方が強いんで」と、笑って振り返った。

 19年に舞台「転校生」で役者デビュー。2128人からオーディションで選ばれた。父も同時期に別の舞台に出演し、千秋楽も同じ日程。「最終日の次の日、自分は何も仕事が入っていない。でも、父は違う仕事に行き、悔しい気持ちになった」

 父への「劣等感」をバネに、昨年はFOD「いとしのニーナ」に出演、ハウス食品グループ企業のCMにもオーディションを経て起用された。さらに「ブレイブ」で映画初挑戦。戦国時代にタイムスリップした野球部員・緒方努を演じた。自身も高校まで野球一筋だったが、敵に大量のボールを投げつけるアクションシーンに苦戦し「普通、野球で四方八方、短いスパンでボールを投げることがない。過呼吸みたいになりました」。本広監督から「さらけ出せ」と発破をかけられ「監督は終了後に『一皮はむけたかな』と」。充実感がにじみ出た。

 松崎は48歳で誕生した長男の芸能界入りに「一切関与しない」と突き放す一方、周囲に「最近どうなんだ」と聞くなど、温かく見守っている。西田からも「やるからには頑張れ」と激励されたという。

 「やるからには父を超えたい。71歳であそこまで現役でやっているのはすごい」と松谷。偉大な父を追い越す姿を描きながら演技の世界へ羽ばたいていく。

 ▼生年月日 1998年11月1日、東京都出身

 ▼芸名 所属事務所「オフィスウォーカー」創設者で、父と二人三脚で歩んできた大谷勝已さん(享年53)から「谷」の一字を拝借

 ▼家族 両親と妹2人

 ▼大学 国士舘大21世紀アジア学部卒業

 ▼特技 野球。高校時代は4番・右翼手

 ▼好きな野球選手 打者はT―岡田、投手は山本由伸。父は西武ファンだが、特定の応援球団はない

 ▼お酒 “夜の帝王”と呼ばれた父を介抱するほどの酒豪

 ▼身長、血液型 180センチ、A型

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