【ぷよぷよファイナルズ】ぴぽにあ選手が年間王者「ぷよの神様が見ていてくれた」

スポーツ報知
「ぷよぷよファイナルズ」で優勝したぴぽにあ選手。左はアルル役の声優・園崎未恵さん

 対戦型パズルゲームの年間王者決定戦「ぷよぷよファイナルズ SEASON3」が20日、東京・千代田区の神田明神文化交流館・EDOCCO STUDIOで開催された。2020年度の成績上位プロ8人による頂上決戦を制したのは、ぴぽにあ選手。今季の公式戦「チャンピオンシップ」全試合で決勝に名を連ねた25歳が悲願のファイナルズ初優勝を飾った。

 大激戦だった。「10本先取・2セットマッチ」で争われた決勝戦。相手はSAKI選手。これまで何度も対戦した“宿敵”だった。今季の対戦成績はぴぽにあ選手の3勝0敗。それだけに、リベンジに燃える相手が不気味だった。

 1セット目。大型連鎖の仕掛けをことごとくつぶされ、9―9まで追い込まれた。「相手を揺さぶるのが僕の戦い方。でも、今日のSAKIさんはブレないように対策してきていた」。最後は取り返してセットを拾ったが、薄氷を踏む思いだった。

 2セット目も相手の勢いは止まらない。序盤いきなり4ポイント連取された。それでも耐え忍び、逆転の目を探した。「僕は以前から逆転の試合が多い。相手を見て戦い方を変えていくから」。大型連鎖をにらみながら、速攻にも対応した。変幻自在の戦術で相手のミスを誘い、逆に4ポイント連取するとそのまま10―8で勝ちきった。「決勝の場数を踏んでいたことが大きかった。運も味方した。ぷよの神様が見てくれていたのかな」

 ぴぽにあ選手に始まり、ぴぽにあ選手で終わったシーズンだった。今季3試合行われた「チャンピオンシップ」では優勝、準優勝、優勝。今回の「ファイナルズ」優勝で100万円を加算し、合計賞金は330万円を数える。「正直、ホッとしています。稼がないと生きていけないので」

 eスポーツを専業にして半年。大会賞金のほか、『ぷよぷよ』の動画配信やプログラミングの講師などで生計を立てる。「ぷよぷよ1本でやっていこうと、今シーズンは覚悟が違った。賞金の使い道? チャーハンでも食べようと思います」大好物の名前を挙げ、王者として、人生を懸けて挑むSEASON4の戦いへ気合を入れ直した。(平柳 洋希)

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