【BCリーグ】富山GRNサンダーバーズ 新1番の松村誠矢が1安打、3盗塁「練習通りの感覚で走れました」

1安打、3盗塁と活躍した松村
1安打、3盗塁と活躍した松村

◆オープン戦 富山GRNサンダーバーズ4-2ロキテクノ富山(20日、富山・魚津桃山)

 BCリーグ・富山GRNサンダーバーズは、4-2で社会人野球のロキテクノ富山に勝利し、今季最初のオープン戦で白星スタートを切った。新加入の最速143キロ左腕、渡辺潤(22)が先発し、4回を3安打1失点と力投。打線は5安打に抑えられたが、機動力を生かして勝利を呼び込んだ。吉岡雄二監督(49)は「渡辺は先発で期待しているが、打線はこれからかな。(開幕に向け)まずは投手陣をしっかり作って挑みたい」と気持ちを新たにした。

 攻撃の軸となったのが、新1番・松村誠矢中堅手(24)だ。初回先頭では四球で出塁すると、持ち前の俊足を生かして鮮やかに盗塁。松村は「久しぶりの実戦ですが、思ったより動けた。オフにやってきたことをしっかり出そうと思って、練習通りの感覚で走れました」と手応え。その直後にも相手投手の癖を盗んで三盗に成功。5回は右前安打の後、二盗、暴投で進塁、犠飛でダイヤモンドを駆け抜けた。

 50メートル走は5・7秒をマーク。4年ぶりに富山の指揮を執る吉岡監督は「走る能力は高いので、今日はグリーンライト(ノーサインで盗塁していい)でやりました」と大きな信頼を寄せる。2球以内に盗塁を決めることがテーマだったことを明かした松村は「(報道で)言ってくれた方が、警戒してくれる。相手にプレッシャーもかけられる」と笑顔。相手バッテリーにも意識させながら、今後も盗塁を決め続けるつもりだ。

 昨季は3番打者として大活躍し、リーグ3位の28盗塁をマークした。打率も3割3分でベストナインを獲得。昨秋のドラフト前には数球団から調査書が届いたが、無念の指名漏れとなった。「大学4年の時から3年連続で調査書が届いていた。結果が出てきたのに、上に行けなくて悔しかった」と、オフは精力的にトレーニングを続けてきた。

 「1番打者として、好きなようにやらせてもらっている。去年の数字は超したいです」と松村。リーグ屈指の俊足外野手が、悲願のNPB入りをつかみ取る。

     (中田 康博)

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