史上最多G1・9勝の金字塔を打ち立てた名牝アーモンドアイ 実はターフ外でも新記録!?

過去最多を売り上げた秋華賞のアーモンドアイ「アイドルホースぬいぐるみ」
過去最多を売り上げた秋華賞のアーモンドアイ「アイドルホースぬいぐるみ」

 世紀の一戦として話題を呼んだ昨年のジャパンCは、名牝アーモンドアイが史上最多のG1・9勝という新記録で引退の花道を飾り、今後も競馬史に語り継がれていくことだろう。現役引退後は、北海道・安平町のノーザンファームで繁殖牝馬として“第二の馬世”をスタート。先日は種牡馬エピファネイアとの子を無事に受胎したという、うれしいニュースが届いた。

 しかし記者に限らず、おそらく多くの競馬ファンは“アーモンドアイ・ロス”になっているのではないだろうか。名前の由来となったつぶらな瞳、そして勝利を目指すひたむきな走り…。いつもアーモンドアイの雄姿を見ていたい。するとそんな思いに応えるように、アーモンドアイの引退記念グッズが異例の多さで発売されているのだ。

  • 引退記念で製作されたアーモンドアイの「メモリアル純金カード」
  • 引退記念で製作されたアーモンドアイの「メモリアル純金カード」

 コロナ禍の現在は、気軽に競馬場などのグッズショップに立ち寄ることはできないが、中央競馬ピーアール・センターからは20種類近くの引退記念グッズが発売されている。なかには税込3万円もする「アーモンドアイ引退記念純金カード(スタンド付き)」(写真)や限定の腕時計(税込2万円)など高価な品物まである。中央競馬ピーアール・センター・プロモーション事業部販売企画室開発・管理課の岩田毅史氏に聞くと、「G1を9勝という偉業を達成したアーモンドアイの引退記念グッズなので、少し高額でも、普段はあまり製作したことがない長く残るものを、と考えて企画しました」と狙いを明かす。社会現象にもなったキタサンブラックや過去の名馬たちに比べても、その種類は多いという。

 現役引退してからも存在感を発揮し続けるのは、さすがは歴史に残る名馬と言ったところか。さらに驚くのは、定番アイテムである「アイドルホースぬいぐるみ」で過去最高の販売数を記録していたことだ。2012年以降に100種類以上も製作されたこの商品で、アーモンドアイは18年オークス、18年秋華賞、19年ドバイ・ターフ、19年天皇賞・秋、20年ジャパンCの5種類が作られて、牝馬3冠を達成した秋華賞のアイドルホースぬいぐるみ(写真)は、なんと合計3万個以上を売り上げたという。快挙の理由について岩田氏は「秋華賞のものは3度追加生産しましたが、発売した後もさらにG1を勝っていきましたからね。長い時期をかけて、たくさん売れたことが大きいと思います」と人気ぶりを分析する。ターフの外でも歴史的名馬が、ひそかに“新記録”を成し遂げていたのは面白い。

 グッズ販売全体の状況について岩田氏は、「競馬場やウインズに行けないお客様がご利用していただいているため通信販売の売り上げは伸びていますが、グッズ全体の売り上げは落ちております。そんななかでも、3頭の3冠馬対決となった昨年のジャパンC当日の東京競馬場や引退式が行われた12月19日の中山競馬場のターフィーショップでは、競馬場の入場制限が行われているなか、多くのお客様にご来店いただきました。改めてアーモンドアイの人気を感じることができました」と語る。栄光の記録や記憶とともに、やはり多くのファンに愛された名牝らしい逸話と言えよう。(中央競馬担当・坂本 達洋)

  • 「アーモンドアイ写真集&Blu-ray まなざしの彼方に」(中央競馬ピーアール・センター提供)
  • 「アーモンドアイ写真集&Blu-ray まなざしの彼方に」(中央競馬ピーアール・センター提供)

 ※中央競馬ピーアール・センター様のご厚意により、3月26日に発売される「優駿別冊アーモンドアイ写真集&Blu―ray」をスポーツ報知の読者5人にプレゼント致します。応募要項は3月21日付の「馬トク報知」に掲載いたします。

過去最多を売り上げた秋華賞のアーモンドアイ「アイドルホースぬいぐるみ」
引退記念で製作されたアーモンドアイの「メモリアル純金カード」
「アーモンドアイ写真集&Blu-ray まなざしの彼方に」(中央競馬ピーアール・センター提供)
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