元刑事の佐々木成三氏、米映画「21ブリッジ」に「現職警察官が見ても面白い」

映画「21ブリッジ」のトークショーに出席した佐々木成三氏
映画「21ブリッジ」のトークショーに出席した佐々木成三氏

 昨年8月に大腸がんのため死去した米俳優チャドウィック・ボーズマン(享年43)の最後の映画主演作となった「21ブリッジ」(4月9日公開)の試写会が20日、都内で行われ、元埼玉県警捜査1課刑事の佐々木成三氏(44)が上映後にトークショーを行った。

 ”警官殺し”の大罪を犯した強盗犯を閉じ込めるため、米ニューヨーク・マンハッタンに架かる21の橋をすべて封鎖し、捜査に挑む警察官の姿を描いた物語。2度続けて同作を見たという佐々木氏は、日本と米国の「銃事情」の違いはあるものの、そのリアリティーに驚かされたという。

 国内外を問わず、刑事や警察を題材とした作品は多数あるが「現職の警察官や元警察官が見て『面白い』と思うものは、そんなにあるわけではないんです。ツッコミどころが多いので」。ただ、同作では「銃の引き金に指を掛けないで構えるしぐさや、犯人との交渉術などは、きちんと監修されていると思います」。加えて、作品に散らされた伏線が最後に回収されているという物語の面でも、秀作であると指摘した。

 トークショーでは「実は、現職の警察官はドラマや映画に影響されることもあるんですよ」と、元刑事ならではの裏話も披露。大ヒットした映画「踊る大捜査線」が公開された当時は、主演の俳優・織田裕二(53)が着ていたコートが警察内で流行したそうで「私の場合は、(岡田准一が主演した)『SP』を見て、『警察官の時計はG―SHOCKじゃないとダメだ』と思って買いました」と話し、場内を沸かせていた。

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