五輪代表の川野将虎、最高のライバルにささげる東洋大ラストレース「感謝の気持ちを体現したい」

競歩の全日本能美大会に向けて意気込んだ(左から)古賀友太、高橋英輝、川野将虎
競歩の全日本能美大会に向けて意気込んだ(左から)古賀友太、高橋英輝、川野将虎

 陸上の全日本競歩20キロ能美大会(21日、石川・能美市)に参戦する有力選手が20日、石川・小松市で会見した。男子50キロで東京五輪代表に内定している川野将虎(22)=東洋大=は、大学生としてのラストレースに臨む。「4年間支えてもらった感謝の気持ちを体現するレースにしたい」と、節目の一戦に静かに闘志を燃やした。

 東洋大で頭角を現した川野の傍には、常に最高のライバルがいた。20キロで五輪代表に内定している池田向希(22)。入学時はマネジャー兼務で入部し、努力を重ねて日の丸を背負うまでになった同級生の存在に、刺激を受けないはずがなかった。高校時代も同じ静岡県で過ごし、社会人としても同じ旭化成入りが決まっている。川野は「高校生の頃から戦っているライバルが、東洋大学に入って仲間になった。本当にいい関係だった。自分も池田のおかげで成長できた」と思いを込めた。

 池田は先月の日本選手権20キロ(神戸)で、一足早く東洋大での最終戦を迎えた。1時間18分45秒で3位。優勝を逃した悔しさをにじませつつ「いい思いばかりさせてもらえた4年間だった」と万感の表情を浮かべていた。川野は「日本選手権を終えて、悔しい思いもあったと思う。池田の思いも背負って、ラスト頑張りたい」。低気圧の接近による荒天も予想されるが、完全燃焼で鉄紺のユニホームに別れを告げる。

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