直行組も(美浦)

 こんにちは、坂本です。今週も金曜日は美浦トレセンで取材しております。

 そして今日は甲子園のセンバツ大会が開幕。取材を終えて記者席に行くと、さっそくテレビから試合の様子が流れてきました。試合と試合の合間に過去の大会のテーマ曲とともに名シーンが流れると、おじさんばかりの記者席は「懐かしいなあ~」とついつい盛り上がってしまいました。しかし比較的若手の某記者が「これなんですかね?」と言い放ったのは、大会歌「今ありて」です。アマチュア野球担当をしていた私にはおなじみでしたが、他にも知らない記者がいて、意外と知られていないことにビックリ。早大の応援歌で言えば「紺碧(こんぺき)の空」が有名で、「ひかる青雲」の名前が知られていないようなものなのか。いずれにせよ「新しい時の始めに…」と軽快な「今ありて」が流れてくるのは、甲子園が始まったぞ、とうれしいものですね。

 さてそれでは本題へ。今週は東西で3歳重賞が盛りだくさん。フラワーCは、残念ながら高い素質で注目を集めている【オメガロマンス(牝、父ハーツクライ)】が除外となってしまいましたが、奥村武厩舎の【クールキャット(牝、父スクリーンヒーロー)】が面白いとみています。先週落馬負傷した田辺騎手に代わり、横山典騎手と初コンビとなりましたが、金曜日(3月19日)の朝に初コンタクトを取っていました。奥村武調教師に聞くと、「馬の雰囲気は良かったですね。ジョッキーも『パワーはありそう』だと言ってくれました」と状態の良さが伝わってきました。前走のフェアリーS(10着)はちぐはぐな競馬で、さすがに大敗もやむなしと言った印象。大跳びなタイプで内めの5番枠は微妙かもしれませんが、秘める能力の高さで巻き返しがあるように思います。

 そして今日はホープフルS2着の【オーソクレース(牡、父エピファネイア)】が、放牧先から美浦トレセンに帰厩してきました。予定通りに皐月賞(4月18日、中山)へ直行で、久保田調教師は「火曜日に牧場へ見に行って、1か月前よりだいぶシャープになって、いい雰囲気です。春の2戦、余力を持って行きたいですからね。体自体は減っているわけではないし、毛づやもいい」と順調な仕上がりに目を細めていました。中山コースの実績があり、皐月賞の有力候補には間違いなく、楽しみですね。また今週のスプリングSに送り込む【イルーシヴパンサー(牡、父ハーツクライ)】については、朝一の調教で自ら手綱を執って「ガラッと追い切ってから良くなった」と好感触を強調していました。まずこちらは権利取りへ、勝負気配が漂います。また先週初勝利を挙げた【ミッキーハロー(牝、父ミッキーアイル、母ミッキーレモン)】は、放牧を挟み、5月2日の自己条件の1勝クラス(東京、芝1600M)かオークストライアルのスイートピーS(芝1800M)か両にらみで考えていくそうです。

 続いては手塚厩舎の話題にいきましょう。報知杯弥生賞ディープインパクト記念で2着に好走した【シュネルマイスター(牡、父Kingman)】は、皐月賞には向かわず、NHKマイルC(5月9日、東京)に次走が決まりました。手塚調教師は「距離適性などを含めて、オーナーと協議して決めました」と説明。個人的には中山でもう一度見てみたい気もしていましたが、マイルで改めてということでしょう。またきさらぎ賞10着で、次走はニュージーランドT(4月10日、中山)に向かう【ドゥラモンド(牡、父ドゥラメンテ)】は、来週に帰厩予定とのことです。「中山の1600Mはいいと思う」とトレーナーは、巻き返しを期待していました。

 最後に皐月賞に出走する馬の動向に触れますと、デビュー2連勝で京成杯を制して皐月賞に直行する【グラティアス(牡、父ハーツクライ)】は、松山騎手と新コンビに決まりました。また報知杯弥生賞ディープインパクト記念を制した【タイトルホルダー(牡、父ドゥラメンテ)】は、田辺騎手に鞍上が決まりました。

 それでは今日のところはこのへんで。

競馬

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