宝塚・轟悠が退団会見「自分の心に素直に従う」と理由を語る 

スポーツ報知
退団会見した轟悠

 10月1日付で宝塚歌劇団を卒業することが決まった、専科で特別顧問の轟悠(とどろき・ゆう)が18日、大阪市内で退団会見を行った。黒のパンツスーツで登壇した轟は、昨年9月から12月頃に退団を決めたといい、退団理由について「心の中に退団しようという時がやってきたことに気づいて、自分の心に素直に従おうと思いました」と話した。

 轟は1985年3月「愛あれば命は永遠に」で初舞台を踏んだ第71期生で36年のキャリアを誇る。月組所属から88年に雪組に組替えし、97年に雪組トップスターに就任した。トップながら退団はせずに02年にスペシャリスト集団の専科へ異動。端正なマスクと重厚感のある芝居で、男役の至宝と言われた春日野八千代さんの後継者的立場として後進のお手本となった。専科への異動を振り返り「雪組トップを5年近くやって、みんなに守ってもらっていたことに気づきました。孤独感を感じたことはありましたが、5組あっても宝塚は1つと感じました」と笑顔で話した。

 今後は7月の主演作となる星組公演「婆娑羅(ばさら)の玄孫(やしゃご)」と、8月と9月に大阪と東京で「轟悠ディナーショー」を開催。サヨナラショーや宝塚大劇場の大階段を使用したお別れについて「私の方からお願いしたことで、雪組のトップとして退団でなければ、大階段をおりたり、サヨナラショーをすることはその時点でないなと決心していました。ディナーショーでお客様にきっちり感謝を伝えたい」と、退団セレモニーは行わないことを明言した。また、7月の舞台についても「静かに退団させて欲しいとお願いしました。一番私らしいと思ったので」とほほえんだ。退団後についてはまだ未定と話した轟。結婚の質問に「ありがとうございます! 一般の方なので言えないのですが…とここまで用意してきました。募集しています(笑い)」とユーモアたっぷりに応じた。

 主な代表作は「風と共に去りぬ」「凱旋門」など。03年には歌劇団理事に就任し、昨年7月まで劇団の運営にも関与し、以後は劇団特別顧問となっていた。昨年は星組の外部劇場公演「シラノ・ド・ベルジュラック」に主演。圧倒的な存在感を発揮した。

芸能

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×