J1仙台は17日、仙台市・泉サッカー場で一般非公開の練習を行った。2月中旬、2次キャンプの練習試合で左足を負傷したDF照山颯人(20)がこの日から全体練習に部分的合流。「思っていたよりも早く回復している。27日のルヴァン杯の清水戦に照準を合わせています」と調整を進めている。
高卒プロ3年目のシーズンを迎えるDFは昨季、リーグ戦ラスト3試合に連続先発し、チームも2勝1分。センターバックの位置で、安定した足もとの技術と対人守備で存在感を示した。1月下旬から始まった長期キャンプでも開幕スタメンを目指してキレのある動きで順調に調整を進めていただけに悔しい離脱だった。
チームは現在リーグ3連敗中でリーグ4戦計14失点を喫している。照山は「まずはDFとして無失点に抑えること、チームの狙いであるボールを丁寧につないでいく部分は自分が得意とするところ。早くチームの助けになりたい」とリーグ戦のスタメン奪取へも闘志を燃やした。(小林 泰斗)