鈴本演芸場、寄席初の“定休日”導入 4月から月曜定休&夜の部休止 コロナ禍で

現在、休席中の上野・鈴本演芸場、再開後も夜の部は休み、定休日を設けることになった
現在、休席中の上野・鈴本演芸場、再開後も夜の部は休み、定休日を設けることになった

 現存する寄席では最古の歴史がある東京・上野の鈴本演芸場が、夜の部の興行を休止し、4月以降、定休日を設けることが17日、分かった。

 鈴本演芸場はコロナ禍で2月以降は休席しており、3月下席(21~30日)の正太郎改め9代目・春風亭柳枝ら5人の真打ち昇進襲名披露興行から再開するが、夜の部は休止。4月以降も昼の部のみとして、新たに毎週月曜日を休みとすることを決めた。

 寄席は、年末を除きほぼ毎日、興行を行っており、定休日を設けるのは、江戸時代末期の1857年創業の鈴本演芸場では初となる決断。他の寄席を含めても「定休日は今まで聞いたこともない。歴史上、初めてではないか」(演芸関係者)という。コロナ禍で観客動員が落ち込み、特に年配のファンの足が遠のいたことから、入りの悪い夜の部を休止として、曜日別では一番来場者が少ない月曜日を休むことにした。

 鈴本演芸場は老舗にもかかわらず、昨年は緊急事態宣言中に休席となった番組をYouTubeチャンネルを使って無観客生配信を行うなど、落語ファンのために、率先して新たな試みを続けてきた。

 担当者は「コロナ禍で先が見えない状況で(営業を)続けていくための決断です。従業員の働き方改革の側面もあります」と説明した。余一会や、既に出演が内定している人気落語家などで夜の部開催の可能性も残すが、原則、昼の部のみの営業となる。

現在、休席中の上野・鈴本演芸場、再開後も夜の部は休み、定休日を設けることになった
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