札幌国際大のイブラヒム愛紗がメイスンワーク陸上部入り…陸上女子短距離の新星

15日の卒業式で陸上部仲間らから激励を受けるイブラヒム愛紗(2列目右から2人目)
15日の卒業式で陸上部仲間らから激励を受けるイブラヒム愛紗(2列目右から2人目)

 陸上の20年日本選手権女子400メートル障害で初優勝した札幌国際大のイブラヒム愛紗(あいしゃ、23)が、17年世界陸上男子110メートル障害代表の増野元太(27)=函館大有斗高出=らが所属するメイスンワーク陸上部(東京)入りすることが16日、分かった。

 神奈川出身でガーナ人の父と日本人の母を持つ。磯子高時代は短距離選手。大学2年で練習の一環で始めた400メートル障害でブレーク。173センチの長身を生かした走りで昨年は9月の日本インカレを自己新で初制覇すると、10月の日本選手権は日本歴代6位の56秒50で初V。東京五輪参加標準記録(55秒40)を視界に捕らえた伸び盛りの新星だ。

 大学近くの坂道50メートルダッシュでスピード強化し、年明けは神奈川に帰省しハードリング技術を磨いた。15日に大学を卒業し「大きく成長できた。支えてくれた皆さんに感謝したい。練習環境も素晴らしい新たな環境で、五輪や世界陸上代表という夢へ一歩一歩前進していきたい」と目を輝かせた。

 メイスンワークには、増野のほか、女子三段跳びの河合栞奈(23)らが所属。今春、大阪成蹊大から19年ユニバーシアード女子短距離代表・柳谷朋美(22)も加わる。イブラヒムは5月3日の静岡国際、5日の木南記念(大阪)から今季スタート予定。「結果にこだわり過ぎず、歩数やリズムなど、いい流れの走りを意識。チャンスがあれば東京五輪代表にも挑戦したい」と五輪代表選考会の日本選手権(6月・大阪)を見据えていく。(小林 聖孝)

 ◆イブラヒム愛紗(あいしゃ) 1998年1月16日、神奈川・横浜生まれ。23歳。陸上は高校1年から。中学まではソフトテニス部、ピアノも習った。自己ベストは100メートル12秒37、200メートル25秒01。400メートル障害56秒50。家族は両親と弟。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請