赤井英和12連続KO勝ちの“浪速のロッキー”長男・英五郎は「プロ向きや」

強打を武器に活躍した赤井英和(左)
強打を武器に活躍した赤井英和(左)
自宅前で父・英和(右)とミット打ちをする赤井英五郎(家族提供)
自宅前で父・英和(右)とミット打ちをする赤井英五郎(家族提供)
プロデビューする赤井英五郎(左)と父・英和(家族提供)
プロデビューする赤井英五郎(左)と父・英和(家族提供)
赤井父子の比較表
赤井父子の比較表

 元プロボクサーで、現在は俳優として活躍する赤井英和(61)の長男・英五郎(26)が、名門・帝拳ジムから2021年度の東日本新人王でプロボクサー・デビューする。強打を武器に「浪速のロッキー」として人気を博した父は、デビューから12連続KO勝ちの日本記録(当時)を樹立。15日、取材に応じた英五郎は「父の記録を一つでも更新して、世界を目指したい」と夢を語った。

 赤井英和は、長男・英五郎のプロデビューを歓迎した。自身は、1985年のノンタイトル戦で7回KO負け。直後に急性硬膜下血腫で開頭手術し、引退を余儀なくされた。その後、俳優に転身して成功を収め、映画、ドラマ、CMなどで活躍して、最近では「半沢直樹」にも出演。「ボクシングは危険なスポーツだが、本人がやりたいのなら応援したい。したいことをするのが英五郎のため」と息子の意思を尊重した。

 妻・佳子さん(55)によれば、酔っ払うと「英五郎はプロ向きや! プロに行ったらええんや!」と話していたという。英和は浪速高“4年”時に高校総体を制し、近大在学中にプロ転向。デビューから12連続KO勝ち(当時・日本記録)した“浪速のロッキー”の視点から「好戦的で手数が多く、前に出る。見せ場が多い。ボクシングは手で打つのではなく、足で打つ。英五郎は足が強いので、強いパンチを打つ素質がある」と太鼓判を押した。

 英和は80年度の全日本新人王を獲得した。ジュニアウエルター級(当時)の決定戦で倒した尾崎富士雄が所属していた帝拳から、長男がデビューする。「指導者が素晴らしいし、彼には一番いい」と名門で腕を磨くことを期待した。

 自身は日本、東洋王座などとは無縁で、83年にはキャリア唯一の世界戦で7回TKO負けした。「タイトルを持っていなかったから、タイトルを取る選手になってもらいたい」と夢を長男に託した。(伊井 亮一)

強打を武器に活躍した赤井英和(左)
自宅前で父・英和(右)とミット打ちをする赤井英五郎(家族提供)
プロデビューする赤井英五郎(左)と父・英和(家族提供)
赤井父子の比較表
すべての写真を見る 4枚

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請