宝塚月組・月城かなとの「ダル・レークの恋」大阪公演が開幕!「健康に気を付けて頑張る」

大阪の梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで初日を迎えた宝塚歌劇月組公演「ダル・レークの恋」の一場面。ラッチマン(月城かなと、左)とカマラ(海乃美月)
大阪の梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで初日を迎えた宝塚歌劇月組公演「ダル・レークの恋」の一場面。ラッチマン(月城かなと、左)とカマラ(海乃美月)

 宝塚歌劇月組2番手スター・月城かなとが主演する「ダル・レークの恋」(監修・酒井澄夫、潤色&演出・谷貴矢)の大阪公演が14日、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで初日の幕を開けた。

 「君の名は」「放浪記」などを代表作に持つ名劇作家・菊田一夫氏の宝塚オリジナル作で、男役の至宝と呼ばれた春日野八千代さんの主演で1959年に初演。97年の星組大劇場公演(主演・麻路さき)、07年の月組全国ツアー(主演・瀬奈じゅん)に続く4度目、14年ぶりで、2月16~28日の東京公演に続く上演となった。

 インドの避暑地・ダル湖で出会った騎兵大尉ラッチマン(月城)と王家の女官長となるカマラ(海乃美月)の、身分違いの恋から動き出す悲哀の物語。正統派・月城は美しい立ち姿で、セリフに重みと深みを込め、クラシカルな宝塚の男役の王道を体現。ターバンに軍服だけでなく、無頼漢時代のタキシード姿など、色気たっぷりに様々な衣装でも目を引き付けた。

 また、ラッチマンの敵役ペペルは、東京公演の暁千星(あかつき・ちせい)から役替わりし、今春で8年目に入る風間柚乃(ゆの)が担当。ヒール役で若手随一の芝居巧者ぶりを発揮した。

 公演は21日まで。月城は「短い期間ですが、千秋楽まで健康に気を付けて、みんなで頑張っていきたい」と話した。

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