【巨人】大城卓三 初の開幕マスクへ一歩リード オリ山本由伸から一発「積極的にいこうと」

スポーツ報知
8回1死、大城が左翼へ二塁打を放つ(投手・山本=カメラ・相川 和寛)

◆オープン戦 オリックス2―3巨人(12日・京セラドーム大阪)

 巨人・大城卓三の打球が伸びていくにつれて歓声が次第に大きくなった。左翼席前列に飛び込むと「おぉ~!」と驚きの声に包まれた。両者無得点の6回先頭。3ボールから、それまでチームが1安打に封じられていた山本の高めの153キロ真っすぐを振り抜き、逆方向へ先制のオープン戦1号ソロ。「追い込まれていたので、いい投手だから積極的にいこうと。1、2の3くらいの気持ちで思い切りいきました」。4日のヤクルト戦(東京D)で広岡が放って以来、チーム5試合ぶりの本塁打となった。

 オープン戦が始まり、新たに取り入れた試合前のルーチンが実った。ティー打撃の際、前から投げられたゆるい球を左手でスイングするようにつかむ練習を行い、軌道を矯正。吉村作戦コーチからの助言で「ヘッドが下がらないように」と悪癖を解消するためのメニューだ。結果に表れ始め「逆方向に大きいのが打てたのは、いい感じで振れているのかな」と手応えを得ている。

 3打席目の8回1死ではカーブをはじき返し、左翼線二塁打。この日、山本が許した3安打のうち2安打をマークし、オープン戦14打数5安打3打点。「好投手から打てて良かった」と自信をつけた。菅野とのバッテリーは「いろんなコースにいろんな球種を投げる」ことを確認。“開幕モード”へ、仕上げにかかってきた。

 原監督は「守りはまただいぶ上達しているし、本来のバッティングも出てくると大きい」と評価。4日のヤクルト戦では大学時代に公式戦盗塁失敗ゼロの俊足ルーキー・並木の二盗を完璧な送球で刺すなど、武器の打撃だけでなく守備もぐんぐん成長中。自身初の開幕マスクから正捕手争いでも一歩リードした。(小林 圭太)

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