【広島】進化を図る昨季新人王・森下暢仁「もっともっとレベルアップしていかないと」

さらなる飛躍を誓う広島・森下暢仁
さらなる飛躍を誓う広島・森下暢仁

 昨季、新人王を獲得した広島の森下暢仁投手(23)。ルーキーイヤーで10勝3敗、防御率1・91と文句なしの成績を残したが、現状に満足することは一切ないようだ。

 ▽2月21日 阪神戦(宜野座) 3回3安打無失点

 ▽同28日 日本ハム戦(名護) 3回3安打1失点

 ▽3月7日 ヤクルト戦(マツダ) 4回無安打無失点

 以上は、沖縄キャンプ中の練習試合からオープン戦の登板成績だ。堂々とした投球ぶりを見た佐々岡真司監督(53)は「やっぱりさすがだなという球は投げている。期待は非常に大きい」と変わらぬ信頼を寄せていた。

 探究心は尽きることなく、さらなる進化を求めている。オフは、憧れのツインズ・前田健太投手(32)との食事会が12月に実現。日本と比較してメジャーでは、データの活用が進んでいることを知り、前田自身も登板前には打者のデータを頭に入れてからマウンドに上がっていると聞いた。「『いいな』と思ったところはすぐに取り入れて、自分を持ちながらやっていきたい」と偉大な先輩の経験談をしっかりと心に留めた。

 1月に沖縄県内で鈴木誠や堂林と行った自主トレでも、別グループで練習に励んでいた前田とキャッチボールを行った。引き出しを増やすためにスライダー、ツーシームの変化球も習得し「まだ試し段階なのでこれから頑張ります。完成したら言います」と努力を重ねている様子だった。

 女性人気も上昇中だ。フォロワー4・8万人を持つインスタグラムでは、購入した私服を紹介したり、仲がいい後輩の遠藤淳志投手(21)との寮生活の様子などプライベートも公開し、ファンを楽しませている。マウンドでは表情を崩さないが、寮ではお笑いコンビ・ぺこぱの“シュウペイポーズ”を披露するなどおちゃめな一面も見せている。

 そんな森下も「2年目のジンクス」は気にかけているようで「うまくいった1年だったので本当に(今季が)心配」と苦笑いを浮かべていた。チームは2年連続でBクラスに沈み、挽回に燃える背番号18は「昨年以上の成績を残せるように頑張っていきたい。もっともっとレベルアップしていかないといけないと思っている」と力強く意気込んだ。2年目のジンクスも難なく跳ね返し、エースへのスター街道を着実に歩んでいく。

(広島担当・坂口 愛澄)

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