【札幌】10日に敵地・広島戦 負傷者続出で「総力戦」…熊本キャンプ打ち上げ

スポーツ報知
熊本キャンプ最終日、桜が咲く中で選手を見守る札幌ペトロヴィッチ監督(中央奥)

 J1北海道コンサドーレ札幌は10日、敵地・広島戦に臨む。チームは9日、1月18日からの1次沖縄、2月17日からの2次熊本と、2か月弱続いた長期キャンプを打ち上げ、決戦の地に乗り込んだ。長いキャンプ生活と中2~3日の連戦が続く過酷な日程で、別メニュー調整組が増えているが、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(63)は“総力戦”での勝ち点3奪取を宣言した。

 試練を感じさせない雰囲気の良さが、今の札幌にはある。熊本キャンプ最終日の9日。今季の快進撃を後押しするように咲き始めた桜を背に、ペトロヴィッチ監督は時折大声で選手を鼓舞しながらも、最後は優しくほほえみ、広島へ旅立った。「大事なのは全員で戦うこと。個々がチームのためにベストを尽くせるかだ」。6日名古屋戦(0●1)から中3日の一戦へ、総力戦を呼びかけた。

 前節で左足甲を痛めたFW小柏剛(22)、右足首痛のMF駒井善成(28)に加え、8日の練習で右もも裏負傷のFWドウグラスオリベイラ(26)、体調不良のMF青木亮太(25)が別メニュー調整を行った。出場の可能性も残すが、総勢27人の現在の札幌で、元々の離脱者を含めるとベンチ入り18人をそろえるのもギリギリの事態だ。「長いシーズンでは想定していたが、この段階では少し多い」と指揮官は言う。3日ルヴァン杯で初出場即得点のFW中島大嘉(18)や、DF岡村大八(24)、柳貴博(23)ら新戦力も札幌でのリーグデビューに飢えている。昨季本拠0―2、敵地2―2と勝ちきれなかった古巣との一戦は、競争活性化の好機でもある。

 制限の多いコロナ禍で2か月弱の長期キャンプ。精神面など難しさはあったが、絆は深まった。DF最年長の福森晃斗(28)は、まるで部活のように“合宿”と表現し「想像以上に長かったけど、合宿特有で新加入含め、みんなの距離が縮まった」と収穫を代弁した。札幌帰還まであと1戦。高めた結束力をピッチで発揮し、勝ち点3の最良の形で締めくくる。(川上 大志)

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