【宏太’sチェック】堅い守り破るにはC大阪・大久保嘉人見習うべし

スポーツ報知
後半42分、右足でシュートを放つJ1札幌MF宮沢裕樹(右)(撮影・砂田秀人)

◆明治安田生命J1リーグ ▽第2節 名古屋1―0札幌(6日・豊田スタジアム)

 名古屋戦は1タッチでボールを回すシーンが多く、全員が先のことを考えてプレーしていた。負けはしたがチームとしての内容自体を悲観する必要はない。ただ、守ってくる相手に対し、やらなきゃいけないことをできなかったのが敗因といえる。

 それを象徴するのが前半16分、ドリブルで上がった小柏のパスを左で受けたアンデルソンロペスがシュートするも、GKに止められた場面。一見、決定機には見えるが、僕に言わせればあれは惜しくも何ともない、FWとして一番やっては駄目なプレーだ。

 小柏が上がって行った時、並走するロペスは真っすぐ走っているだけだった。例えば右にクロスオーバーすれば、相手DFは付いてこざるを得なくなるため、左のスペースが空き、小柏がシュートに持ち込んだりできる。もらうにしても少し外に膨らみながら走り、パスが出るタイミングでスピードを上げて入れば、もっといい形でシュートが打てた。パスを受ける時に少しスピードが落ち、トラップして更にスピードが遅くなり、相手のチェックも受けているのだから、ランゲラックなら止めてくる。最後の部分で相手に危ないと思わせることをしないと、堅く守る相手を簡単には崩せない。

 C大阪の38歳の大久保が何で点を取れるかと言えば動き出しの部分。味方をおとりに使うとか、一度消えて入り直すとかする動きがFWには必要。無得点の結果を修正するためには、前の3人の連動性を高めないといけない。(吉原 宏太、1996~99年札幌FW)

サッカー

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請