【横浜M】3失点もFW前田大然の2ゴールでドロー 同点弾は「何もわからず突っ込んでいた」

スポーツ報知
後半22分、同点ゴールを決めた横浜マリノス・前田大然(左)は渡辺皓太と抱き合って喜ぶ

◆明治安田生命J1リーグ ▽第2節 横浜M3―3広島(7日・日産ス)

 横浜Mは本拠で広島と3―3で引き分けた。互いに初勝利を目指す一戦は点の取り合い。前半27分までに0―2と苦しい展開となったが、同34分に相手DFとの競り合いに勝ったFW前田大然が落ち着いて右足シュートを決め1点差に。 前半終了間際にPKを取られ再び2点差に開いたが、後半早い時間でMF岩田智輝の負傷によりピッチに立ったMF渡辺皓太が存在感を発揮。後半9分にFWオナイウ阿道の得点を演出すると、同22分には深い位置からマイナスのパスを送る。前田が「何もわからず突っ込んでいた」と頭で合わせ、無我夢中で2点目となる同点弾を決めた。

 チームは終盤も相手ゴールまで迫ったが、あと一歩及ばず。それでも厳しい点差を同点とし、貴重な勝ち点1を手にした。前田は今季初得点で「結果につながって良かった」。左ウィングでの出場だったが、「中に入りながら自分の良さを出そうと」積極的に内側にもポジションを取り、攻守においてハードワーク。チームの勝利を目指した走りで今節のリーグトップとなるスプリント回数43回をたたき出し、ポステコグルー監督も前田について「良いレベルでサッカーができている」と満足そうな表情を浮かべた。

 東京五輪も控える今シーズン。昨季23試合3得点に終わった前田は、代表も見据えたうえで今季2ケタゴールを目標に、目の前の一戦一戦に臨んでいる。「まずはチームが勝つことを重点的に考えて」と23歳のストライカーは勢いを止めない。

 攻撃サッカーを掲げるチームにおいて、前田やオナイウの爆発力が大きなカギを握る。指揮官は、失点で難しい状況にしてしまったことを悔いたが、「良いゲームだった。素晴らしいサッカーもできたし、ほとんどゲームを支配した」と選手たちをたたえた。この日はけがから復帰した新加入ブラジル人FWエウベルも途中出場で初めてピッチに立った。ゴール前でヘディングを放つ決定機を迎えるなど上々のデビューを果たし、「コンディションが整えば、前での仕事でも脅威となってくれる。自分は楽しみにしている」と今後への期待を寄せた。前線での競争が激しくなることで、チームも強さを増すに違いない。

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