【巨人】戸郷翔征、ミレニアム世代最強だ!日本ハム・吉田輝星に完勝「甲子園準優勝でドラフト1位、意識する存在」

力投を見せる先発の戸郷。5回を投げ無失点の好投を見せた(カメラ・竜田 卓)
力投を見せる先発の戸郷。5回を投げ無失点の好投を見せた(カメラ・竜田 卓)
ミレニアム世代対決
ミレニアム世代対決
主なミレニアム世代6日の成績
主なミレニアム世代6日の成績

◆オープン戦 巨人7―2日本ハム(6日・札幌ドーム)

 巨人の戸郷翔征投手(20)が圧巻の投球を披露した。日本ハム戦(札幌D)でオープン戦初先発し、5回3安打無失点。5回途中5失点だった同学年・吉田輝星投手(20)とのプロ初対決に“完勝”した。打線は2番に好調の松原聖弥外野手(26)を起用。注目のドラフト5位ルーキー・秋広優人内野手(18)=二松学舎大付=は「9番・一塁」で先発し、5回にオープン戦初安打となる右前打を放った。試合は巨人が日本ハムを7―2で下し、オープン戦2連勝となった。

 序盤に訪れた勝負どころで、宝刀・フォークが光った。1点リードの3回1死。戸郷は中島に初安打となる二塁打を許し、打席には西川。最後はフォークで空振り三振に仕留め「去年もでしたけど、フォークが今年は武器になると思う。そのフォークが今日はよかった」。続く近藤もフォークで二ゴロに打ち取った。

 新球も積極的に試した。初回先頭の西川に四球を与えると、続く近藤の打席では練習中のツーシームを3球投じた。最後も外角に逃げるツーシームでバットを振らせたが「あまりいい感触ではなかった」。だが「試合で投げられたので。(炭谷から)横に滑るところが多かったので、もう少し変な変化をしてくれたらという話はしました」と改良に励んでいく。

 5回のうち3イニングでピンチを背負うも、無失点で5奪三振とし「いい感じで段階を踏めたかな」。DeNAとの開幕2戦目(27日、東京D)に抜てきした原監督も「立ち上がり、制球にちょっと苦しんでいたかなというのはあるけど、ピッチングそのものは自分の中で考えながら投げられる投手だなという感じがしましたね」とうなった。

 負けられない戦いでもあった。同学年・吉田との投げ合いに「僕らの代で甲子園準優勝してますし、ドラフト1位。やっぱり意識する存在」。初回は吉田が2三振を含む3者凡退と完璧な立ち上がりを披露し「いい投球をしていたのでそれに続けるようにと思っていましたけど、初回先頭に四球を出してしまったのはちょっと悔しかった」と本音も漏らした。

 1年目だった19年のフレッシュオールスター(楽天生命)で、先に1軍初勝利を挙げていた吉田とキャッチボールを行った戸郷。実際に球を受け「ホップするような球でしたし、ベンチから見てても気持ちいい。あの直球には感動した」と刺激を受けた。高校時代は吉田がU18日本代表に選出された一方、戸郷は落選。常に一歩先を走っていた吉田に追いつけ追い越せと練習を重ね、昨季は大きく飛躍を遂げた。

 この日は同学年の野村とも対戦し「リーグは違うけど、オープン戦で戦えてうれしい。いい刺激の中でやれてよかった」。開幕まで約3週間。他の同期には中日・根尾、ロッテ・藤原ら豪華なメンバーが名を連ねるが、今年も戸郷がミレニアム世代の先頭を突っ走る。(河原崎 功治)

試合詳細
力投を見せる先発の戸郷。5回を投げ無失点の好投を見せた(カメラ・竜田 卓)
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