【清水】中山克広「イメージ通り」移籍&J1初ゴール「すごくうれしかった」

後半20分にゴールを決め中山(中央)がイレブンと抱き合う
後半20分にゴールを決め中山(中央)がイレブンと抱き合う

◆明治安田生命J1リーグ 清水2―2福岡(6日・アイスタ)

 清水エスパルスは後半ロスタイムに追いつかれ、福岡と2―2のドローに終わった。ホーム開幕戦でFWカルリーニョスジュニオ(26)が前半12分に先制点、1―1の後半20分には今季加入したMF中山克広(24)がJ1初ゴール。しかし、2度のリードを守れず、開幕連勝を逃し、悔しいロティーナ新監督(63)の本拠地初陣となった。

 試合終了のホイッスルが鳴ると会場は「あ~」というため息で埋め尽くされた。「(終了まで)残り2分で勝ち点3を失ってしまったのは残念。ただ、90分間通しての姿勢は良かった」。清水・ロティーナ監督は本拠地初采配を振り返りながら、しっかりと前を向いていた。

 観衆9063人が詰めかけたアイスタは、ホーム開幕戦を待ち望んでいたオレンジ一色に染まった。期待に応えるように、試合が動いたのは前半12分。ペナルティーエリア手前でMF中村慶太(27)が送ったヒールパスを、走り込んだFWカルリーニョスが右足で狙い済ました先制ゴール。「サポーターの皆さんが力強く応援してくれた場面で決められて嬉しい」。昨季10得点でチーム得点王の今季1号だ。

 後半16分に同点に追いつかれた4分後、浮き球のキャッチミスでこぼれたボールをMF中山が左足で一撃。昨季横浜Cで体調不良に苦しんだ男が「練習からやってきてイメージ通り」と、移籍後初&自身J1初のゴール。両手を挙げてガッツポーズのヒーローに、チームメイトも駆けつけ抱き合って喜び「すごくうれしかった。昨年ゴールを奪えなかったので、今年はあのシーンが増えればと思っている」と笑顔で語った。

  • 後半20分、J1初ゴールを決めたMF中山

    後半20分、J1初ゴールを決めたMF中山

 ロスタイムに追いつかれた失点は、相手FKが味方に当たってコースが変わり「不運もあった。だが課題も見えた。全ての局面で成長していかなければならない」と指揮官。開幕から複数ゴールを奪った攻撃はもちろん、守備でも前線からの素早いチェックでロティーナ流ゾーンプレスが機能。最後を除けば、スタジアムには拍手が鳴り響いた。14年ぶりの開幕2連勝は逃したが、次戦は中3日で指揮官の古巣C大阪(10日、ヤンマー)と対戦。きっちり勝ち点3をもぎ取る。(森 智宏)

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後半20分にゴールを決め中山(中央)がイレブンと抱き合う
後半20分、J1初ゴールを決めたMF中山
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