クラブチーム創設の青学大・原晋監督「陸上界にも応援して欲しい」 ランナーの生きがいに

スポーツ報知
イベントに出席した青学大・原監督

 青学大を箱根駅伝で5回の優勝に導いた原晋監督(53)が6日、都内で「アスリート キャリア チャレンジ カンファレンス2021」に出席した。アスリートのキャリア開発支援について、スポーツ庁の室伏広治長官(46)や96年アトランタ五輪競泳代表の井本直歩子氏(44)らと意見を交わした。

 アスリートのキャリア構築について、原監督は「私の現役時代は『余計なことは考えるな』という指導が多かった。これはこれで幸せだったのかもしれないが、なんでスポーツをやっているのか再定義する必要がある。指導者の改革をやっていかないといけない」と力説。指導理念の1つとして「箱根駅伝を通じて社会に有益な人材を育成する」と掲げていることもあり、競技人生の先をも見据えた教育によってチームを育んでいる。

 原監督は19年には青学大地球社会共生学部の教授に就任し、今年からは幼稚園などを運営する「株式会社バディ企画研究所」の社外取締役を務める。さらに、最近では一般社団法人「アスリートキャリアセンター」を設立。活動の一環としてクラブチーム「絆ランニング倶楽部(RC)」を創設し、日本実業団陸上競技連合に登録を申請してニューイヤー駅伝(全日本実業団駅伝)出場を目指すなど、幅広く活動している。「アスリートには、第一線から退いても、土日など余暇を利用して競技を続けて欲しい。それが生きがいにもつながる」としつつ、「引退後に会社に残りつつ、クラブチームでもう一度ニューイヤー駅伝にチャレンジする。それが、絆ランニング倶楽部です。やりがいが長く続くような取り組みですから、陸上界にもぜひ応援して欲しい」と笑顔で話した。

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