【高校野球】常総学院の秋本璃空、大川慈英が練習試合初戦で好投

今季初の練習試合で力投する常総学院・秋本(茨城・土浦市の常総学院グラウンドで)
今季初の練習試合で力投する常総学院・秋本(茨城・土浦市の常総学院グラウンドで)

◇練習試合▽常総学院2―0水戸葵陵(6日・常総学院グラウンド)

 高校野球の練習試合が解禁され、センバツ高校野球大会(19日から13日間・甲子園)に出場する常総学院(茨城)の投手の2枚看板が、ともに持ち味を発揮した。

 先発した最速145キロ右腕・秋本璃空(新3年)は、3回を被安打1で無失点。4つの三振を記録した。このなかで手応えを口にしたのは、3回に先頭で迎えた左打者のアウトローへ沈ませて奪った空振りの三振だ。

 自身が「一番得意な変化球」と話すチェンジアップだが、投じる時の狙いが以前と変わっていたという。「一昨日、島田(直也)監督に『コースでなく高さで打者に振らせる』というアドバイスを受けました。それまではコースを狙いすぎる面があったのですが、ショートバウンドを投げるような感覚が、練習でもしっくりいっていたんです」と秋本は説明した。

 この日の最速は143キロ。初回の先頭打者に対してカウントを取りにいった球を左中間に運ばれで無死2塁のピンチを迎えたが、気持ちを切り替えて後続を断った。「立ち上がりはボールが行っていなかったが、あれでギアが上がり、修正していた」と島田監督は及第点を与えた。

 146キロ右腕の大川慈英(新3年)は、4回に登板して3イニングを9人で抑えた。こちらも奪三振は4。最速142キロのストレートに、スライダー、左打者の外側に逃げていく変化球をまじえ、相手打線を翻弄した。「腕の振りには自信があります。暖かくなって、指先の感覚が良くなってきました」と話す大川に対し、島田監督も「しっかり投げ分けが出来ていた」と評価した。

 「きょうは試合に慣れさせる意味が大きかったが、ともに最初にしては良かった。2人で1試合を任せるつもり。基本的に、この順番になると思う」と島田監督。高い次元で「エース」の座を争う2人の継投は、甲子園でも注目を浴びそうだ。

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