青学大の原晋監督がマラソン大会開催へ ニューイヤー駅伝を目指すクラブチームには強豪市民ランナー参加

スポーツ報知
青学大・原監督

 陸上の競技人口拡大や選手のセカンドキャリア支援など競技発展を目的とした一般社団法人「アスリートキャリアセンター」をたちあげた青学大の原晋監督(54)が、活動の一環として「絆シリーズ・マラソン大会(仮称)」の開催を計画していることが5日、分かった。「コロナ禍が収まったら、各地の自治体と一緒になって全国で『絆シリーズ』としてマラソン大会を開催を考えています。ふるさと創生、地方の活性化に貢献したい。今後、協力してくれる自治体を募集します」と話した。

 もうひとつの活動の柱はクラブチーム「絆ランニング倶楽部(RC)」の創設。現在、日本実業団陸上競技連合の東日本連盟に登録を申請している。11月上旬の東日本実業団駅伝を突破(今年度は12枠)し、ニューイヤー駅伝(全日本実業団駅伝)出場を目指す。「絆RCの選手第1号として昨年、1万メートルで28分台をマークした実力派市民ランナーの三野貴史君が参加を希望してくれました」と原監督は、早くも応募があったことを明かした。

 28歳の三野さんは昨年11月の日体大長距離競技会1万メートルで28分59秒59をマークし、2月28日のびわ湖毎日マラソンでも2時間17分32秒で走破したトップレベルの市民ランナー。「会員、選手を募集しています。一緒にニューイヤー駅伝を目指しましょう」と原監督は呼びかけた。

 箱根駅伝で5回の優勝を誇る原監督は、箱根王座奪回を目指す青学大駅伝チームの指導を軸に、並行してマラソン大会創設&ニューイヤー駅伝出場という“常識破り”の挑戦を続ける。

 ◆原監督の「型破り挑戦」

 ▽テレビ出演 ワイドショーのコメンテーターで準レギュラーを務める。バラエティー番組の出演も多数。

 ▽実業団アドバイザー 2016年から実業団チームのGMOインターネットグループのアドバイザーを兼任。

 ▽大学院生 2017年に早大大学院スポーツ科学研究科に入学。1年後、最優秀論文賞を受賞した。

 ▽大学教授 2019年に青学大地球社会共生学部の教授に就任した。

 ▽社外取締役 今年から幼稚園やスポーツクラブなどを運営する「株式会社バディ企画研究所」の社外取締役を務める。

 ◆原 晋(はら・すすむ)1967年3月8日、広島・三原市生まれ。53歳。世羅高3年時に全国高校駅伝4区2位。中京大3年時に日本学生5000メートル3位。89年、中国電力陸上部に1期生で入社。27歳で競技引退。その後、抜群のアイデアと行動力で実績を残し「カリスマ営業マン」と呼ばれた。2004年、青学大監督に就任。09年に箱根駅伝史上最長のブランク出場となる33年ぶりの復活出場に導く。箱根駅伝は15年に初優勝し、18年まで4連覇。20年に5度目の優勝。出雲駅伝は優勝4回(12、15、16、18年)。全日本大学駅伝は優勝2回(16、18年)。学生3大駅伝で計11勝。16年度は3冠を成し遂げた。

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