飯伏幸太、デスペラードとの“最後の2冠戦”制しIWGP世界ヘビー初代王座戴冠「もっとすごい世界一のベルトにしたいと思います」

エル・デスペラード(左)にハイキックを叩き込んだ飯伏幸太(カメラ・清水 武)
エル・デスペラード(左)にハイキックを叩き込んだ飯伏幸太(カメラ・清水 武)

◆新日本プロレス「旗揚げ記念日」大会 ▽IWGPヘビー・IWGPインターコンチネンタル・ダブル選手権試合60分1本勝負 〇飯伏幸太(20分36秒 カミゴェ→片エビ固め)エル・デスペラード●(4日、東京・日本武道館、観衆3026人)

 IWGPヘビーとインターコンチネンタル(IC)の2冠王・飯伏幸太(38)がIWGPジュニア王者のエル・デスペラード(37)との階級を超えた“最後の2冠戦”を制し、2冠を防衛。新設されたばかりのIWGP世界ヘビー級王者としての「強さ」を見せつけた。

 自らが統一を希望したIWGPのベルトを腰に、ICのベルトを肩に下げて入場した飯伏。デスペのエルボーを正面から受け止め「来いよ、コラー」と叫ぶと、ハイキックの連発など強烈な打撃で圧倒した。

 闘志満々のデスペラードの跳び技、関節技に苦しむ場面もあったが、必殺のピンチェ・ロコをかわすと、強烈なラリアットを一閃。シットダウン式ラストライド、延髄へのハイキックと続けざまにクリーンヒット。1発目のカミゴェこそ耐えられたが、さらにカミゴェの連発で3カウントを奪った。

 倒れ伏したデスペの右手を取り、健闘をたたえた飯伏。座り込んだままマイクを持つと、「今日はジュニアとヘビーの戦いではなかった。ジュニアにはまだまだ、たくさん素晴らしい選手がいる。何度でもこのベルトに挑戦して下さい」と呼びかけた。

 さらに初代のIWGP世界ヘビー級王者として、「僕の意見は変わらない。絶対にこのベルトを統一して、その先に行きます。本当に、本当に、僕はこのベルトを一つにして、もっとすごい世界一のベルトにしたいと思います」と決意表明。「僕は逃げない、負けない、あきらめない、そして、絶対に裏切らない」と絶叫。コロナ禍で声援の禁じられた3026人の観客の大きな拍手を浴びた。

 バックステージでも世界ヘビー初代王者としての思いを聞かれ、「勝った者が強いんだし、僕は強い者と戦いたい。もっと自由なベルトにしたいし、もっと自由なベルトとして世界に向けて行きたい」と宣言。この日開幕した春の最強シングル決定トーナメント「ニュージャパンカップ」優勝者の挑戦を受ける4月4日の東京・両国国技館大会を早くもにらんでいた。(中村 健吾)

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