上田選手が僅差でV…第2回NEW和歌山グレ・ドリームカップ

スポーツ報知
「第2回 NEW和歌山グレ・ドリームカップ」に参加した選手たち。上田選手(前列左から3人目)が栄冠に輝いた

 私が代表を務める餌・釣り具店「フィッシングベース海クン」が主催する「第2回 NEW和歌山グレ・ドリームカップ」決勝が2月21日、和歌山・那智勝浦の磯で開催された。

 予選を突破した30選手が参加。春本番を思わせる陽気の中、トーナメント形式で頂点を争った。

 1、2回戦(各2時間)を経て決勝には土谷賢太郎選手、数阪祐一選手、木林良文選手、上田泰大選手の4人が進んだ。決勝は内磯のライオンで午後1時半に開始。規定数5尾の中で良型をそろえた上田選手が、準優勝の土谷選手をわずか60グラム上回り、前身の「第11回 和歌山グレ・ドリームカップ」以来、4年ぶり4回目の優勝に輝いた。

 決勝では4選手ともほぼ同じ仕掛けで同じようなタナを釣っていたが、上田選手は一つだけほかの選手とは違うところがあった。状況に応じた仕掛けの“なじませ方”だ。右から左に吹く風と左へ流れる潮に対応するため、真正面より右側に仕掛けを投入することはなく、左側に仕掛けを置いて極力、糸フケを出さないように努めていた。

 この状況で仕掛けを右から流していくと、軽い仕掛けでは風と潮流でまずウキだけが左に流される。刺し餌は右に残り、さらにウキに引っ張られてほぼ沈まない。そんな“張り”のない状態ではアタリは出ず、仕掛けがかなり左まで流れてウキごと沈まないと、魚からのコンタクトを感じることはできない。

 上田選手だけが、左に流れる潮と風に対して常に刺し餌が先行して仕掛けがなじんでいく形をつくりながらアタリを取り続けた。その結果が優勝につながったと感じた。さすがはトップクラスのトーナメンターだ。

 見応えある試合が繰り広げられ、無事故で終えられたことは主催者としてうれしい限り。この場を借りて、新型コロナ感染防止対策にもしっかり協力していただいた参加選手、清丸渡船、協賛していただいた各社には心から感謝を申し上げたい。

 ※毎月第一木曜日に掲載。

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